世界初!ミルキングで埋め込みする前立腺マイクロチップ解説12- 男性小子宮/前立腺小室


解剖図はRauber-Kopsch解剖学より拝借しました。
http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Rauber-Kopsch/band2/II-267.html


解説11で書いた、前立腺小室が子宮であるという情報が「fake news」であってはまずいと思い、追加で調査してみました。


〇男子小子宮/男性膣摘除手術の論文のようです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsejje/28/2/28_285/_pdf

あくまでも普通以上に発達していて不都合がある場合の摘除手術だとおもいます。男子小子宮と男性膣は同義のようです。子宮や卵管も伴っている場合男性膣と呼ぶようです。

球部尿道の奥の部分を男性の膣と呼ぶという私の記述は不正確でしたので撤回します。私的には、膣の奥に子宮があるのだから、前立腺小室の手前の尿道は膣だとおもっています。




〇また、男性小子宮と前立腺小室は同じ場所の、呼び方の違いのようです。ネイチャーリスト サンタマンさんのブログから引用させていただきます。
https://ameblo.jp/santaman-jp/entry-12036345198.html

男性の膀胱の真下、前立線の底部に2本の射精管に近接している前立腺小室と言う盲嚢(もうのう)これが、男性の子宮とも言われています。これは、女性の卵管、子宮、膣に発達するミューラー管の名残です医学的に言えば、男性子宮とも呼ばれています



〇こちらは英語の論文です。
http://www.ajronline.org/doi/pdf/10.2214/ajr.164.1.7998524
前立腺の詳細な絵があります。



自動翻訳を使って、絵に性器官の名称をつけてみました。

前立腺尿道のまわりには性器官が密集していますよね。こんなの見ると、前立腺を取り除く手術などしてほしくないとおもいました。
前立腺癌は大変進行が遅いので、手術しなくても長生きできているというお話はよくききます。
肥大やガンで尿道が狭くなれば、前立腺マイクロチップで広げれば、とりあえずはなんとかなりそうです。


実際にマイクロチップを疑似挿入してみました。

拡大してみましょう。

なんかリアルですね。マイクロチップの先端が子宮をつんつんしています。見ているだけで子宮が感じてしまいそうですね。




〇別の文献です。Rauber-Kopsch解剖学
http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Rauber-Kopsch/band2/250.html

b)前立腺小室Utriculus prostaticus(図267, 319)
 前立腺小室は正中線上で前立腺の実質中に入りこんでいる袋で,長さは8〜10mm,その開口部の広さは1〜2mmであるが,行きづまりに終る底の広さは4〜6 mmに達していることがある.しかしその大きさと形は個体によってきわめてまちまちである.欠如していることさえある.また開口部が閉じていることもある.

 前立腺小室には上部と下部の2部分が区別できることが珍しくない.前立腺との間をはっきり境するような壁は存在しない.小室の壁は粘膜と平滑筋線維とからなっていて,後者は広い血液腔を豊富にまじえている.粘膜には2種のひだがある.1つは収縮ヒダKonstraktionsfaltenで,いま1つは構造ヒダStrukturfaltenである.後者はいろいろな長さのこぎれいな高まりであって,副小ヒダNebenleistchenを伴っているのが普通である.上皮は円柱細胞と補充細胞とからできている.粘膜はさらに腺をもっていて,これは単一または複合管状腺に属している.この器官は発生学的にみると女の腔と相同のものという点で重要である.



〇男性にも子宮や膣があるという情報は『fake news』ではなく『good news』であったようです。