今週の記事内容です。
(1)プロステチップ挿入時のX線画像をご提供いだたきました。
(2)電極埋め込み尿道チップのご使用レポートを頂きました。
(3)核振チップが大きすぎて入らないというご報告を頂きました。
(4)3Dプリントを利用した製造を外部委託しては、とのご提案をいただきました。
(5)アルミ箔を使ってアルミチップを作ってみました。
(6)今週の特注です。
(1)プロステチップ挿入時のX線画像をご提供いだたきました。
挿入動画です。
静止画です。
大変貴重な資料だとおもいます。感謝、感謝でございます。
ご提供者様からのコメントもいただいております。
「プロステートチップの益々の発展を願いまして」
「公開okなんで、好きに使って下さい。」
ありがとうございます。大切に使わせていただきます。
チップは、ガラスのスクリューだとのことです。また、ストッパーは付けていたが映っていないとのことです。
X線動画は、まだ設備が高価だとおもいますので、普通の診療ではあまり見せてもらえないのではないでしょうか。私は心臓のカテーテルによる手術や検査を7回受けていますが、これはX線動画を見ながらの手術になりますので、通算10時間ほどX線動画を取ってもらっています。動画みているとお医者さんのカテーテル操作の技量が良くわかりますので、患者も手術を楽しめます。
心臓の手術では、血管はあまりX線に映らないので、カテーテルの先端からイカの墨のように造影剤を噴射しながら行います。その経験から思いつくことは、膀胱に造影剤を含んだ生理的食塩水を入れて撮影すると、チップと膀胱との位置関係がより明確になるのではとおもいました。
余談ですが、私がお医者さんに提案したことは、造影剤を血液中に多く噴射するのは余り良い事ではないので、エコー画像とX線画像を同時に見ながら手術すればより便利なのではということでした。ところがエコーセンサーを胸の上から当てると、X線カメラの邪魔になります。そこで、心臓の裏側からエコーを当てる事にしました。裏側といっても背中では心臓に遠すぎるので、食道にエコーセンサーを入れて、食道から心臓のエコー画像を取ってもらいました。ご迷惑なのはエコー技師さんです。手術室の狭い場所に大型のエコー装置を持ち込み、技師さんは寝ころんで操作をしていました。X線画像も、食道エコー画像も単独には普通にありますが、同時に撮影しながらの手術はおそらく私が初めてだったのではとおもいます。10年以上昔の事です。
(2)電極埋め込み尿道チップのご使用レポートを頂きました。
電極チップは凄まじい快感でした。
低周波の刺激がある分、通常のチップとは段違いです。
尿道へかなりの負担がかかるので、低周波を流すのは30分程度にしておいた方がよさそうです。
今回流した時間は40分以下だったと思いますが、ほぼ一日痛みました。
ですがそれ以上にリターンはあります。以下はTwitterに投稿した文章です。
電極付き尿道プロステートチップ。
想像以上に悪魔だった。
普通でも声が抑えられないところに低周波を流すのだから、惨めなまでに絶叫し、体を跳ねさせながら強制連続絶頂する。
快感の強さは最高峰、思い出すだけで疼く。
出血はなかったが、尿道に普段の数倍は負荷がかかったので注意が必要だろう。私にとって最高のチップのひとつになると思います。
ありがとうございました。
私からのお返事です。
電極チップのご報告ありがとうございます。余り痛みとかの感覚がない尿道部なので、やけどなどのケガをされていないか少し心配です。私ごとですが、看護婦さんから聞いた話でその時私は心停止していたので記憶などはないのですが、電気ショックを何度もくりかえしたので、やけど跡が痛々しかった、と、回復後に教えてくれました。
続報です。
電極チップは本日再挑戦しました。特段の問題は感じていません。特に火傷とかは起きないと思います。もし火傷が起きるならアナルでの使用はかなり無茶もしており、また何千時間も使用しているので気がつくはずです。使用時間を30分程度にすれば、通常のチップと同じ程度のダメージで済むようです。以下はTwitterにアップした文です。今回は括約筋ストッパーなしで使っています。
ありがとうございます。すごそうですね。
何千時間も使用されているとのご報告で、それなら安全性は保証できているな、とおもい安心しました。
私がテストできないことが残念です。
(3)核振チップが大きすぎて入らないというご報告を頂きました。
OKプロステート核振チップ買わせていただきましたのですが 終端の部分が入らずに困っております。
削る等の再加工は受け付けて貰えるのでしょうか？
私からの御返事です。
申し訳ございません、一度お客様が尿道に挿入されたチップの再加工や修正はお受けできません。
お客様にて、ナイフで削るとか研磨してみてください。その場合深く削り過ぎると防水性能が失われる可能性がありますのでご注意ください。私どもでお受けできますのは、ガラス製チップのナイロン糸や、モーターユニットの交換作業のみです。その場合、返送頂いた製品をまるごと高圧蒸気滅菌器にいれて、滅菌後にガラスのみを取り出し、以外の部品は廃棄して作業させていただきます。そのあと、ナイロン糸の交換作業は、税抜き1000円、モーターユニットの交換作業は、税抜き3000円にて承っております。今回のお問い合わせで私どもで可能な対応は8mmモーターユニットへの付け替えくらいしかございません。ご要望に沿えない返答になりますが、よろしくお願いいたします。
他にも、大きすぎてはいらないとのことで、8mmモーターの製品を再注文頂いた方がおられます。10mmモーターの場合は、樹脂を被せると11mm-12mmになりますので、ご注文時にはご注意願います。
(4)3Dプリントを利用した製造を外部委託しては、とのご提案をいただきました。
解説96にコメントを頂いております。
アルミなどで作成するのであればDMM.makeあたりを使って3Dプリントというのも良いのではないでしょうか？
ご提案ありがとうございます。
簡単にですが、サイト見させていただきました。
3Dプリンターで直接造型する事を考えていたので、素材に制限があるのではと素人考えで考えていましたが、AlSi10Mgという合金を利用するとアルミに似た製品は直接造型できるようですね。
それよりも勉強になったの、鋳型を3Dプリンタで作成し金属を流し込むと、シルバーやプラチナ製のプロステチップも作成できるということでした。
参考になりました。
(5)アルミ箔を使ってアルミチップを作ってみました。
以前にのブログで、おゆ〇るを使ってのチップ自作のテストをご紹介しましたが、今週はアルミ箔を使ってのチップ自作のテストをしてみました。
動機は、アルミは基本的には、ステンレス、チタンなどと同様に比較的安全な金属と言われていますが、人によってはアレルギー反応があることもあるとのことなので、アルミコーテイングチップのお試しの前に、アルミ箔などを尿道に突っ込んで、テストされることをお勧めするつもりで、作成してみました。アルミ箔を圧迫しながら造型すると偶然にもセミロングに近い形状のものが出来てしまいました。さすがに先端と後端の少しの尖りは気になったので、エポキシでカバーしましたが、それ以外はアルミ箔のみです、一日挿入テストをしましたが、問題ありませんでした、というよりはかなり気持ちよかったです。
ということは、自作できるという事でもありそうなので、参考にご紹介させていただきました。糸は最初に中心部にテープなどで張り付けてから造型しました。
問題は、内部まで水がしみこみますので、長期使用では内部での菌の繁殖などがありそうです。短期使用と、熱湯消毒という条件を守れば使えるかもしれません。ご自分に最適なサイズを選ぶのにも何度でも作れますので便利そうですね。
念のためにストッパーチップは付けてテストしました。
(6)今週の特注です。
〇今週の特注1
ご依頼は
解説91の【今週の特注5】と同じ形状の物をお願いしたいです。
長さは40〜42mmを希望します。
結果は、45,8,11,5,10でした。
この大きさだと、少し長くなってしまいます。すみません。
〇今週の特注2
ご依頼は、
先端部 10mm、前立腺部コブ 10mm、くびれ部 5〜6mm、後端部 10〜12mm、幅を出来る限り太くして頑丈にして下さい。
仕上がりイメージはとしてはブログ解説91にある今週の特注4と同じ感じでお願いします。
結果は、62, 10,6,12,6,12でした。少し大きくなりました。
今週もありがとうございました。
