OKプロステートチップ解説107-大き目の陶器チップで括約筋鍛錬?、2本糸色々

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今週の記事内容です。

(1)大き目の陶器チップで括約筋鍛錬?

(2)2本糸色々

(3)括約筋ストッパー二個を使ったチップの留置方法の提案を頂きました。

(4)核振チップの接触不良報告をいただきました。

(5)3Dプリンター利用の提案を頂きました。

 

 

(1)大き目の陶器チップで括約筋鍛錬?

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この2週間程上記2チップを日替わりでテストしています。

少し大きめで、滑りもあまり良くない陶器チップです。

セミロングは長さ48mm、最大幅11m、ショートは長さ33mm、幅10.5mmです。

現在販売している標準的なガラスチップより大きめで、かつ少しザラザラ感があるものです。滑りが悪いのが原因なのか、チップが大きいのが原因なのか、その両方が原因なのかはわからないのですが、ショートでもほとんど一日中留置位置が変わらず大変快適です。

 

シンプルなチップでもちゃんと留置できるのであれば勾玉チップなども必要ないとも言えるので、現在勾玉チップの開発はストップしています。もちろん将来展望としては陶器による理想的な形状の勾玉チップも視野には入れています。

 

 

今あえて陶器チップのテスト経過をご報告したいと思った理由は、この4日ほど私は夜間睡眠時に尿意で起きることがありません。ちゃんと太陽の光で目が覚めてからトイレに行くと大量に溜まったおしっこが気持ちよく出てきます。

プロステートチップ使用の効果として、前立腺尿道が広がるので排尿スピードが以前より早くなったと感じる方は多いのではないでしようか。お若い方はもともと閉塞などないので余り変わらないとおもいますが。

 

私は心臓病なので、日々水分を多くとり、利尿剤も毎日二回服用しているので、尿の量は普通の方の2倍くらい毎日排出しています。故に夜間も朝まではもたなくて、睡眠中に1-2度排尿に起きます。プロステチップの効果で排尿スピードは問題ないのですが、膀胱の蓄尿能力は変わらないので仕方ないと考えていました。

ところが、この数日夜間に起きないということは蓄尿容量が大きく増加しています。

 

理由として、老化した人間の膀胱が突然柔軟になって容量が倍になったということは考えにくく、蓄尿量の増加は、括約筋の締まりかよくなったと考えるのが妥当なのではないでしようか。

 

プロステートチップの開発思想として、留置時はできるだけ括約筋には負担をかけないようにして、前立腺尿道のみを広げて圧迫することを理想としていました。

今テストしている陶器チップはかなり大きくて滑りもよくないので、括約筋にもかなりの負担をかけ続けているとおもいます。これが良い方向に作用して括約筋が鍛錬されているのかもしれません。

 

話題を変えて、お尻の括約筋の鍛錬も、アナルプラグのようなものでも、括約筋部がある程度大きくて、かつ抜け出さない程度のくぼみのあるものを常時刺しているとお尻括約筋も鍛錬されるのかもしれないですね。

 

少なくとも、尿道括約筋は、ある程度広げた状態を保ち続けることで、鍛錬になるということは考えられます。現在チップ全体を括約筋を超えさせて、括約筋ストッパーチップで括約筋を挟み込んで止めているご利用の方も居られるとおもいますが、このご利用では留置時、括約筋はほとんど締まった状態になります。また、小さいガラスチップでは括約筋で挟んでいても簡単に抜け落ちてしまうという弱点がありました。

 

括約筋を適度に広げ続けたまま安定留置できる、陶器製の滑りの良くない大き目チップはもしかしたら括約筋鍛錬に最適なチップなのかもしれません。

 

同じ大きさの陶器チップで滑りの良いものもまもなく出来上がってくるとおもいますので、滑りの良い陶器チップと滑りの悪い陶器チップの違いなどもご報告したいとおもいます。

 

一つだけ言えるのは、陶器だと滑りがわるくても粘膜を傷めることはあまりないようです。樹脂のような癒着がないからだとおもいます。もちろん単純な摩擦による刺激の強さは滑りの違いで大きく変わります。

 

 

 

 

(2)2本糸色々

前回ご紹介させていただきました、電極二連チップは、私の勘違いで二極間の連結はコードのみで作成していましたが、ブログを見られた注文者様からご指摘を頂きました。

ブログでチップを拝見しました。
1点気になる点があります。
電線による連結のみで、ナイロン線?による連結は見えないです。
お願いしていたチップは「ナイロン糸連結+電極線」のつもりでしたが
技術的に難しかったのでしょうか?

 

チップ間にもナイロン糸を埋め込んだ製品、再作成させていただきました。

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以前のコードのみのものは

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チップ間に並行コードを挟む場合は、コードが曲がる時に二本が突っ張りあうので、最低でも10mmほどは間隔が必要でした。

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二連二極チップでは、チップ間は一極分の一本のコードのみでよいので、区間3mm程度でも,うまく曲がってくれました。

今回電線コードに沿ってナイロン糸を一緒に埋め込んでみると、やはり二本になると各々が突っ張りあって、曲がる方向によってはうまく曲がってくれませんでした。それで少し区間長は長くせざるを得ませんでした。前回より2mmほど長くなっているようです。

 

これは、糸とケーブルの二本という特殊例になりますが、二本にすることによって安全性は大きく増すとおもいます。

核振チップの電線コードや、一穴一極電極チップの電線コードも、使用している並行コードは実質は二本線なので両方が同時に切れる可能性は少なく、安全性は高いとおもいます。というよりも、コードの場合は物理的に切れるよりも前に通電しなくなるとおもうので、先に機能的に使えなくなるとおもいます。

 

 

ナイロン糸同士の二本糸は、柔らかくて折り曲がりは自由なので二本糸の突っ張りあい、は余り気にしなくてもよいとおもいます。

今週ご注文頂いた、セパレートチップの二本糸例です。♀チップは一本糸です

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今週ご注文頂いたクロススクリューチップの二本糸例です。連結前に撮影しました。

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(3)括約筋ストッパー二個を使ったチップの留置方法の提案を頂きました。

 スクリューチップがお気に入りで毎週末挿入して楽しんでいます。
ふと思いつきで試してみた事があり報告させて頂きます。

括約筋飲み込み防止ストッパーを2個取り付けて挿入した所(一つ目のストッパーは本体チップから4ミリ程度の場所、二つ目のストッパーチップは一つ目のストッパーチップから10ミリ位の所に付けました)本体チップと一緒に一つ目のチップが括約筋に飲み込まれて括約筋内にに食い込む様にハマりこむ感じでそれ以上進まない状態で、二つ目のチップのチップが括約筋入り口付近でストップしているため排尿時もチップが出てくる確率が下がり、ガッチリと前立腺や括約筋に固定されていていい感じです。

このようなストッパーチップを複数使う方法とかしている方とか結構いるのでしょうか?

 私の発想だと、ストッパーチップを二個使ったとしても、二個とも括約筋の外に留置するとおもいましたが、一つ目のストッパーを括約筋を超えさせるというご提案、予想外で斬新でした。確かに効果的である可能性はございます。ただ、ストッパーが括約筋を超えてしまうということは、製造者としては想定外の利用になりますので積極的にはお勧めできません。しかし面白いご提案に感謝いたします。

 

 

 

(4)核振チップの接触不良報告をいただきました。

 先日購入した核振チップが使い方が悪かったのかモーター近くで接触不良を起こしてしまい正常に動作しません。
修理依頼は可能でしょうか?また修理可能な場合おいくらになるのか教えていただきたく。
よろしくお願いします。 

 お返事です。

 接触不良個所は樹脂でカバーされている部分でしょうか。
その場合初期不良として無償で修理させていただきます。

不良個所がコード部分の場合、コントローラ部の場合は有償修理となります。

コード不良の場合
コード部分の不良で不良個所が限定できている場合は、コードの接続のみであれば、不良部を再結線し樹脂でカバーする修理が1080円になります。
コードの不良部分がチップから3cm以内の場合は結線は無理なので、モーターとコードセットでの交換となりますので、3240円になります。

コントローラ不良の場合、交換はICコントローラが2160円、ICなしの電池ボックスなら1080円になります。
よろしくお願いいたします。

 今採用している24線のコードでも、二か所をペンチで挟んでぐちゅぐちゅしているとやはり簡単に断線します。コードの断線は仕方ないかもしれません。ただ接触不良になっても被覆内の線の数が多いので、コードをさわっていると断線のまま接触して通電する可能性は高いかもしれません。私も今携帯充電器のコードが接触不良ですが、だましだまし使っています。

 

 

(5)3Dプリンター利用の提案を頂きました。

 新発想造形装置「レプリケーター」について情報共有

 

いつも素晴らしい商品開発をありがとうございます。
 
時々ブログを拝見しています。何回か3Dプリンターの話が出てきましたね。
 
まず、従来の3Dプリンターはレイヤー(層)を積み重ねることによって立体的な物体を形成します。そのときに物体の精度と滑らかさを決めるのは積層ビッチ、つまり、レイヤーの厚さです。
そして、従来の3Dプリンターではビッチはマイクロメートル級で、DMMさんのアクリルを例にみると29マイクロメートルとなっています。例えば、3センチのチップを作るとして、1000以上の層が必要で、1000以上の段差ができるわけです。目にはみえないでしょうが、摩擦は大きいと思います。参考までに、アルミホイルは通常11マイクロメートル位の厚みです。
 
さて、最近偶然に見た記事によると、層を積み重ねるのではなく、一気に全体を作成できる方法が開発されたそうです。層がないため、表面は従来より滑らからしいです(おそらくナノメートル級)。既存の物体を取り込むように造形できたり、光学部品や医療用部品の製造に使えるかもしれないというような記載がありました。
 
詳しくは著作権などの関係で、文献やリンクなどをご提供しますが、ご興味がございましたら、ご自分でどうぞ。
 
日経サイエンス 2019年6月号p27
こちらは愛媛大学松山大学の図書館に置いてあると思います。
 
ーNatureダイジェスト2019年5月号
こちらが原文になりますが、日本語版は購読必要みたいです。Nature日本語
英語版は無料みたいなので、よろしければどうぞ 
 
リンクの方には動画付きなのでわかりやすいと思います。
 
いろいろと書きましたが、全く専門外なので、どこか間違いがあるかもしれません。
何かしらの参考になればと思います。

アドバイスあのがとうございます。私もメスイキベルトのボストンストッパーを工場に発注する際に、3Dプリンターの試作品を頂きましたが、やはり艶などが満足できるものではありませんでした。層の間がアルミホイルの厚み以上の段差だとしたら当然ですね。ご報告参考にさせていただきます。この技術が実際に安く利用できるようになるのはもう少し先になりそうですね。

 

CDが発明されて、レコードが完全に駆逐されましたが、また少しずつ戻ってきているようですね。私は単純なのが好きなので、LPレコード以前の蓄音機にまで逆戻りしています。電気的な増幅のない蓄音機サウンドは、一度聴くと病みつきになります。生楽器ですね。

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陶器やガラスというアナログっぽい素材を選んでいるのも一つは私の好みによるものです。