OKプロステートチップ解説303-プロステートチップとシリコメタルブジーのブルーセーフティーによる接続

今週の話題です

(1)プロステートチップとシリコメタルブジーのブルーセーフティーによる接続

(2)埋没具は実際に販売される日がくるのでしょうか

(3)今週の特注です

(4)近況です

 

(1)プロステートチップとシリコメタルブジーのブルーセーフティーによる接続

イラストレーターさんから、先週のシリコメタルツイストブジーも含めた、シリコメタルブジーのイラストが届いています。

いつもありがとうございます。

この絵では、チップとシリコメタルブジーの接続は、シリコナイロメタルの紐での接続となっています。

しかし、シリコナイロメタルは決して標準のチップ接続紐ではなく、一番よく使われているのはナイロン糸なので、ナイロン糸で、きちんとプロステートチップと、シリコメタルブジーを接続できる方法を考えなくてはと思っていました。

ダイレクトに糸をブジーに縛りつけるのが一番簡単なのですが、皆さんご承知のようにナイロン糸は、きれいに結ぶということができにくい糸です。ピンと張って固いので結んでも、きれいな形に収まりません。また、結ぶと簡単にはほどけません。

そこでおもいついたのは、ブルーチップセーフティーのループを利用して、ループ部でシリコンチューブを縛り付けることです。セフティーのループ接続のご依頼は結構多いので、定常的にお作りして納品していますが、このループの弱点は、輪の側を引いても、輪が大きく広がることはないのですが、下側の糸を引くと輪が小さくなることがあります。そして一旦小さい輪になると、簡単には大きい輪に戻すことができません。糸の通し直しをするような工程を踏まないと戻せません。これはある意味ブルーセーフティーのループの弱点でもありました。

所が、このループの部分でシリコメタルブジーの先端のシリコンチューブを縛ると、輪による締め付けは簡単にできますが、一度締まると輪は大きくなれません。接続に使うには願ってもないことです。要するに絞め殺しができるようです。

今までブルーチップのセーフティーのループ処理には弱点があるとおもって、あまり自信作ではない。と、少し悲観していたのですが、今回、シリコメタルブジーとの接続に使ってみると、すばらしい利点となって輝いています。

ということで、陶器であろうが、ブルーチップであろうが、プロステートチップとシリコメタルブジーの接続は、ブルーチップセーフティーを媒介させての接続が理想的だとおもいます。ナイロン糸は伸びる性質がありますし、シリコーンチューブには弾力があるので、いくら締め付けても、適度には伸びて、接続箇所は曲がってくれます。スクリュー補助が区間距離ゼロでも曲がるのと同じようなことですね。

私としては、チップ、セーフティー、ブジーの3パーツを接近させて接続するのがおすすめだとおもっていますが、チップとセーフティー区間は広げても問題ありません。ただ、セーフティー自体が細いので、セーフティーとチップで括約筋を挟むことはできないとおもいます。なので、括約筋が、セーフティー自体を挟むのが良いのではと考えています。つまりセーフティーの長さ6mmほどが、括約筋で挟む区間長という考えです。

動画で確認ください。

video.fc2.com

ただ、この接続は非常にむつかしいです。セーフティーとチップが密着しているので、糸を挿入する穴が見えません。めくら状態でチップ側の穴に糸を通す必要があるので、なかなか通らない。運に任せて通しています。

〇ということで、ブルーセーフティーの価格は、いつもは、税抜単体で1500円糸通し賃500円で合計2000円になっていますが、この接続の場合に限って糸通し賃は1000円に増額させていただきます。弊社に依頼された場合、ブルーセーフティーによる接続費用は税抜き2500円になります。もちろんご自分で接続されるのであれば、ブルーセーフティーの価格1500円のみです。

 

(2)埋没具は実際に販売される日がくるのでしょうか

埋没という概念は、私のアイデアではなくて、みなさんに教えていただいたものなので、埋没具が製品化されたとしても、余り自分の発明した製品という気持ちになれない所があります。そんなこともあり、なぜか販売に踏み切る気持ちになれない自分がいます。

このままだとずるずると、いつまでも私自身の試作テスト状態が続くだけ、というような気にもなっています。

テスト的に何人かの方に販売をしてみるとしても、体形もお尋ねしなければならないし、それよりももっと大事なことは、ペニスが大き過ぎたり固すぎたりして、埋没は無理という方も結構居られるような気もしています。

余りにもわからないことが多すぎるので、販売を開始した後の事を考えると、心がめいってしまいそうです。

おそらくは、販売はしない。というのが一番正しい選択ではないかと思っています。もしくは数人の方にのみ限定して販売してみて、徹底的に問題点を洗い出す。というのもよいかもしれませんが、そのあと、別の数人の方に販売すると、また同じような別の問題点が出てくるような気もします。

もしくは、無責任に、3サイズほど適当に作って、うまく使える人のみお使いください。という、逃げの商法しかないのかもしれないとおもっています。このようにデリケートな商品を、多くの皆さんに満足いただけるような完成した形で提供することは、私の能力では絶対に無理。というのが正直な今の気持ちです。悩みは深まるばかりです。

 

(3)今週の特注です

〇その1

ご依頼は

メッセージ
新型お尻チップ吊り紐つき購入希望

吊り紐つきで7700円になります。サイズはご指定なかったのでMとしています。

 

〇その2

ご依頼は

メッセージ
シリコンメタルフラットブジー25㎝ 5,500円

 

〇その3

ご依頼は

ご注文内容
差額調整 /  / 4 個/ 4400円
OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ 4点ツイスト / S(約50mm) / その他(備考欄に記入ください) / 1 個/ 7700円

メッセージ
シリコナイロメタル30cm(ミニミニスクリュー+ループパーツ)にてお願いします。

 

〇その4

ご依頼は

ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / その他(備考欄に記入ください) / 2 個/ 8800円
差額調整 /  / 2 個/ 2200円
差額調整 /  / 5 個/ 5500円

メッセージ
ウミウシver4+5希望。
どちらもイボ付きに変更。
シリコナイロメタル35cmでミニスクリューとループパーツ有りでスクリューの位置をチップとの間隔を5mmの位置に配置していただきたいです。

上記に加えてイボ付きオプション2チップ分が必要ですので2200円プラスになります。

 

〇その5

ご依頼は

樹脂覚醒チップLサイズ
電極加工×2
低周波治療器接続用プラグ
2線有関節 18センチ

お見積りは

樹脂覚醒チップMサイズ:3300円
電極加工×2(差額調整):4400円
低周波治療器接続用プラグ:1100円
平行ケーブルストッパーM:1100円

2線有関節18cm:6600円(ケーブル台含む)

USB加工(煮沸対応):1100円

 

今週もありがとうございました。

(4)近況です

日曜診療している近所の外科のお医者さんを受診し、鼻から髄液がでていないか調べてください。と言ったら、髄液出てたら、もうとっくに死んどるわ。との返事が返ってきたので、安心しました。鼻から出ているのは、涙か、鼻粘液なのだとおもいます。今も出続けてはいますが。そう思うと元気が出て、その日のうちに埋没具の装着写真を撮って、弁理士さんに送りました。

弁理士さんも丁度月曜から私の仕事に着手予定だったようなので、間に合ってよかったです。もうすでにどのような構想で進めるかの基本方針資料は届いていますので、この後は、スムーズに進むのではないかとおもいます。おそらく来週のブログの頃までには特許申請を済ませてくれるのでは、とおもっています。

弁理士さんも、なぜこのような構造が必要なのか、最初は理解してもらえなかったので、来週皆さんに製品写真を公開しても、なにこれ、という感じでご理解いただけない可能性が高いとおもいます。

そんな心配も含め、実際にこの製品を販売開始しても良いのだろうか。という心配も強くあります。この問題を考え出すと、おそらく製品開発とは比較にならないほどの、多くの難問が前途に広がっているような気がします。

話題2とおなじ事を書きますが、選択肢は、売らない。もしくは、販売はするが、うまく使えないという方の個別の相談には乗らない。の二択しかないのかもしれません。

そうか、売ってみて、うまく使えない人が多く出て、すぐに販売を中止する。という今までの私の商法でよいのかもしれません。

〇いま、こころの声に聴いてみましたところ、私自身にとっては完全に満足できて、おそらくこの先一生使い続けることができるであろう埋没具が完成したので、私の性の追求には一つの区切りがついた。と思っているそうです。それを特許申請という形で、皆様に公開させていただいて、後世の方に資料として残したい。特許期限の切れた20年後に、どなたかが製品化に挑戦されてもよいのでは。と思っているそうです。おそらくそのようなことにはならなくて、私の生きたことの証として、特許庁の何千万件の文献の一つとして、永久に残る。それだけのために、今、特許申請をしたいとおもっているのかもしれません。

〇今、実現可能性のある一つのアイデアが浮かんできました。製品として販売すると、使えない。という方々へのフォローで混乱することは、目に見えているので、完成品の販売はしない。

埋没具を組み立てて自作できる方のためのパーツを販売し、パーツの加工方法などはマニュアルとして提供し、各パーツをご自分にフィットするサイズ、形に加工してもらって、

そして、実際に組み立てて使うことができる方にのみ使っていただく。組み立てられない方はご近所の組み立てができるお知り合いに加工や組立てを依頼する。

これであれば、私が生きている間にご提供を開始しても、なんとか苦難から逃げ切れるかもしれないですね。