今週の話題です
(1)ひょうたんブジーが意匠登録されました
(2)弾性ワイヤー用のメッシュストッパーも登場
(3)スクリューづくしのご依頼がありました
(4)今週の特注です
(5)近況です
(1)ひょうたんブジーが意匠登録されました
ひょうたんブジーは実際にご注文をいただいてまとめて作ってみると、何個か作っても、少しずつサイズや形が違ってしまい、同じものが作れないので、嫌になって、しばらく注文受付を停止していたのですが、今週久しぶりにご依頼を頂いたので、作ってみようかと思い、重い腰を上げて、着手しました。
その作業途中に、偶然にも、意匠登録証が届きました。
昨年の11月に出願して、今年の2月に登録されていました。なぜこんなに早く査定されたのか、ふしぎに思っています。通常は、特許は審査請求して一年半程度で査定され、意匠は申請して6-7カ月で査定されます。ひょうたんブジーが、3か月という特急で扱いで許可された。ということは、審査官がこのような面白い製品は早く製品化してほしい。とおもったのかもしれませんね。
もう一つ考えられる理由は、新規性喪失の例外規定という制度を利用して、申請前にこのブログで、意図的に、申請内容の詳細を公開してしまっています。審査官は、弊社が提出した、大量の、新規性喪失に該当する私のひょうたんブジーに関連する、ブログ記事内容を読まなければなりません。そして、読んでいると、嫌でもこの製品のすばらしさにひきつけられてしまうでしょう。
法律通りに弁理士さんが作ってくれた申請資料は、無機質で読んでも面白くなく、審査官は、単に、類似した先行意匠があるかないかと、この意匠の新規性、のみを判断しなければなりません。そのような面白くない仕事のなかで、私のひょうたんブジーの気持ちのよさをあおるブログ記事を読むと、理解もしやすくて、審査も楽しく出来たのでは、と思っています。
今回も、申請前に、ブログ公開したことを弁理士さんにはしかられましたが、私は審査官さんへのサービスでもある。と思って確信犯で行っています。
そして、早期査定してくださった審査官さんの、ご期待に応えなければならない。という思いもあり、おっくうに思っていた、ひょうたんフジーの作成も再開したいと考えていますので、ご注文よろしく御願いします。
ただ、ご注文が殺到すると、また、作るのが嫌になるかもしれないので、作成は週に2個程度迄とし、もしそれ以上のご依頼があった場合は、しばらくお待ちいただくこととしたいとおもいます。
ということで、今週のご依頼は、
この構成が、私が想定する理想の組み合わせかとおもいます。
が、これは結構厳しい留置になるかとおもうので、単純にひょうたんブジーで尿道を膨らませたい方は、先端部のチップは無いほうが使い易いか、ともおもいます。
動画もどうぞ
(2)弾性ワイヤー用のメッシュストッパーも登場
弾性ワイヤーを使った、略90度に曲がったチップの留置テストをしていると、ワイヤーのせいだとおもうのですが、チップが数時間もすると、いつの間にか膀胱方向に進んでしまっています。簡単に説明すると、丁度前立腺のサイズである30mm程度のチップを前立腺にうまく嵌めると、括約筋にはまったく負担がなくて、前立腺のみが、とても気持ちがよいのですが、数時間すると先端15mm程度は膀胱に進んでいて、そのままにしていると、5時間後くらいには、チップ全部が膀胱にあり、前立腺には弾性ワイヤーしか入ってなかった。
細くて固いワイヤーのみでの前立腺刺激も、これはこれで気持ちよいのですが、、
このあまりにも、膀胱方向に進みやすい弾性ワイヤーを使ったチップには、これはなぜだ、と驚きを覚えるとともに、これを止めるには、球部尿道にスクリューを設置する程度では無理かもしれない。スクリューは殆どチップと同じ形状なので、膀胱方向にひっぱられると、簡単に括約筋も越えてしまいそう。とおもいました。
そこで、確実に止めるには、ワイヤーに直角にそそり立つ括約筋ストッパーしかないのでは。と考えました。
糸や、しっぽのチューブに接続する括約筋ストッパーは、糸もチューブもやわらかいので、亀頭部を通過させる時には、折りたたんで糸やチューブに寄り添わせて通過させられますが、ワイヤーに接続した括約筋ストッパーは、ほとんど折りたためません。
そこで、
このようにワイヤーが倒れる構造にしました。これだと、
そうです。亀頭部を通過させるときは、このように折りたためます。そして、振り子部尿道は亀頭部よりは幾分広いので少し、傾いたままで、進みます。そして球部尿道は広いので、ワイヤーに直角になってくれます。このワイヤーに直角になる盾は、おそらく括約筋を超えることはありません。従来の糸や、チューブ(しっぽ)に接続した括約筋ストッパーは、無理に押し込むと、斜めになって括約筋を超えることもありえましたが、固いワイヤーにほぼ直角に接続したメッシュストッパーは、おそらく、絶対に括約筋を越えられないだろうとおもいます。無理に押し込んでみるテストもしていますが、越える気配は全くありません。
(従来の糸用のストッパーは押し込む機能はなく、膀胱側から引っ張られたときにのみ盾になっていたのですが、、今回の弾性ワイヤー用ストッパーは、外側から押しても、膀胱側から引いても、括約筋を越えられないようです)
〇つまり、本当に完璧な括約筋ストッパーが、弾性ワイヤーをチップの一部に採用することにより、獲得できたのでは、と考えています。
メッシュストッパーとワイヤーとの接続は、細いシリコンチューブでぎちぎちに縛り付けられているので、簡単には移動しませんが、もちろんストッパーの位置は、ある程度の力を加えれば、ずらすことが出来て変更できます。ナイロン糸やチューブの括約筋ストッパの位置調整が出来るのと同じことですね。
私の使用テストでは、チップとあまり接近させないで、10mm-12mm程度は離している方が、括約筋への負担が少なくて良い。とおもいました。
いくら離していても、常にチップは膀胱方向に進もうとするので、メッシュストッパーは、常に、外尿道括約筋の外側に張り付いている感じです。
なので排尿時には、少し引き離してやる方が尿がスムーズにでるようです。もちろんなにもしなくても、排尿圧で少しは押し出されることにはなるので、少し排尿スピードは落ちますが、問題ないようです。
いずれにしても、従来の糸接続の括約筋ストッパーは、留置状態では、括約筋に直角に盾になっていることの保証はなくて、斜めに括約筋に刺さっていて、押し込むことにより括約筋を越えてしまうことも有ったとおもいますが、弾性ワイヤー接続の括約筋ストッパーは、斜めに刺さることはあり得ないようです。
動画もどうぞ
(3)スクリューづくしのご依頼がありました
解説354、355、356でスクリューついての質問を頂いていた方からのご依頼がありました。
ブログの方読ませていただきました。
まだ体系的な理解などが出来ていないのもあって経験豊富な方の助言もありがたいですね。
そして件の「0mm連結で簡易超ロングチップ化」は現在のイメージにかなり近い物になりそうなので、②に代わって注文させていただきたいです。
正確には
・「樹脂素材1チップタイプ スクリュー」。もし可能なら挿入部の先端を細くするなどして、挿入しやすくしてもらえたらありがたいです。
(どのくらいの長さがいいのか判断できないので、次の連結スクリューとのバランスを見てお任せしていいでしょうか?)
・補助スクリューを0mm連結で簡易超ロングチップ化
(連結の仕方によって曲がらないなどの可能性もあると思うので、その際は隙間を作ってもらうなどして一般的なチップと同じような5~7㎝ほどの長さになるように調整してもらえると助かります)
・糸は長さは20㎝で、もしもシリコナイロ加工が可能ならお願いします。出来なければ糸2本にしてください。
・飲み込み防止加工
(ループ処理としていましたが、普通に白樹脂での飲み込み防止加工をしてもらえれば大丈夫だろうと思いなおしました)
それとシンプルな物もやはり持っておきたいため、①も同時に注文させてください。
・「樹脂素材1チップタイプ スクリュー」をねじりを増やしたもの。もし可能なら挿入部の先端を細くするなどして、挿入しやすくしてもらえたらありがたいです。
(エイリアンの記事にあったものと同じ感じで大丈夫です)
・糸は長さ20㎝、シリコナイロ加工(こちらもループはやめました)
・飲み込み防止加工※前回のメールにも書きましたが、小さな凹みなどの挿入時にひっかかって痛みに繋がる部分が無いかチェックをお願いします。
以上です。
この後のメールでのやりとりには、私はタッチしていなかったのですが、スタッフとの詳細な打ち合わせの詰めが何度かあったようで、最終的には写真のような製品になりました。
出来上がってみると、スクリュー尽くしですね。壮観ですね。
動画もどうぞ。
細めというご依頼があったようです。
5点ツイスト樹脂スクリューですが、尿道の拡張などはできていない事や括約筋への挿入しやすさを考えて多少細く(可能なら幅7mm前後まで)してもらいたいです。
しかしカーブを付ける事もあって一定の長さは欲しいので、バランスや耐久性が崩れない程度で大丈夫です。
目安になるか分かりませんが、ロング凶悪ゾロは使えてます。
この長さで7mmは無理ですとお断りしました。最大部で8mm強程度になっているとおもいます。
(4)今週の特注です
〇その1
今週の話題1です。お見積りは
ひょうたんブジーSサイズ:8800円
スライドロック式ゲートキーパーM:6600円
陶器ショートツイストM:4400円
ブルーセーフティチップ接続:2750円
〇その2
今週の話題3です。お見積りは
5点ツイスト樹脂スクリュー:6600円
シリコナイロ30㎝(ループ処理付き):3300円樹脂スクリューチップ3㎝:4400円
しっぽ10㎝:2200円
スクリュー1.5㎝×3個:3300円×3
六穴方式オプションチップ(亀頭外側ストッパーチップ):1650円
〇その3
ご依頼は
ご注文内容
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / その他(備考欄に記入ください) / 1 個/ 4400円
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 2200円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)接続オプション込み / / 1 個/ 2200円メッセージ
ウミウシ型ver.4 を希望します。糸長は30cmで2本でお願いします。
〇その4
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円
八穴方式括約筋ストッパーチップ(生体適合樹脂) / M / 1 個/ 2200円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)接続オプション込み / / 1 個/ 2200円
OKプロステートチップ 凶悪ゾロ(生体適合樹脂) / L(44mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 5500円
八穴方式括約筋ストッパーチップ(生体適合樹脂) / M / 1 個/ 2200円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)接続オプション込み / / 1 個/ 2200円商品①イボ付きのウミウシver4希望です。
糸2本仕様で八穴方式括約筋ストッパーチップオプション、2本糸用セーフティチップの終端はループ接続をご希望します。商品②凶悪ゾロ(生体適合樹脂)で八穴方式括約筋ストッパーチップオプション、2本糸用セーフティチップの終端はループ接続をご希望します。
〇その5
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
六穴方式オプションチップ(セーフティチップ) / / 1 個/ 1100円
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 2200円
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円メッセージ
ウミウシver.4希望、糸2本でお願いします。
〇その6
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円
OKプロステートチップ 凶悪ゾロ(生体適合樹脂) / L(44mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 5500円
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 2200円メッセージ
ウミウシver.4改-1イボ付きでお願いします。
〇その7
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / その他(備考欄に記入ください) / 1 個/ 4400円
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円
三穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 1650円
六穴方式オプションチップ(セーフティチップ) / / 1 個/ 1100円メッセージ
イボ付きウミウシver4希望です。
糸は2本、別々の場所から糸が出る形式、糸の長さは30cm
メインの糸一本のみに括約筋ストッパーの接続をお願いします。
糸2本別々に出る加工がプラス1100円となります。
〇その8
ご依頼は
解説278その13にナイロン糸を追加とコードを切りっぱなしでお願いしたいです。
お見積りは
樹脂セミロングチップ本体:2200円
電極2極埋め込み:2200円×2
ケーブル加工50㎝切りっぱなし:1100円
ナイロン糸追加:1100円
〇その9
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステート核振チップ 陶器素材ロングタイプ / L(約62+15mm) / 10mm / 1 個/ 8800円
素材を生体適合樹脂にしたいというご依頼で、陶器と生体適合樹脂の差額1650円を追加でいただいています。
生体適合樹脂のロングMサイズで作成しています。
今週もありがとうございました。
(5)近況です
膀胱と前立腺の境目にある、内尿道括約筋は、初めて突き刺すと、すごいキュンとした感覚が明確にあるのですが、その突き刺した状況が継続すると麻痺してしまうようです。また、初めて突き刺すときでも、突然突き刺すとキュンとしますが、ゆっくりゆっくりと進むと、まったく気づくことが無い。ということもわかりました。
そのようなことで、皆さんがいつの間にか膀胱落ちしている。ということが納得出来るようになりました。
わたしも、確実に前立腺に留置していて、膀胱までは届いていないチップが、まったく気づかないうちに膀胱に迄進んでいる。ということを何度も何度も経験しました。ゆくりと内尿道括約筋を通過させると、なにも気づくことなく通過することが、明確に理解できました。
それと、前立腺尿道の長さなのですが、若い人の前立腺は30mm程度なのですが、歳をとると前立腺も肥大して、卵の大きさくらいになる。などという知識を仕入れていたので、わたしの前立腺も40mmくらいはあるかもしれないと思っていましたが、
長さが確実に把握できる、ワイヤーを接続したチップの留置のテストを何度も繰り返していると、私の前立腺尿道は30mm程度しかない。ということを確信しました。ただ、内尿道括約筋の感覚は明確でないので、前立腺と膀胱の間の括約筋の厚さについてはまだ、確信がありません。
外尿道括約筋は、チップが挟まっている時と、ワイヤーのみしかないときでは、括約筋の負担が大きく違うので、括約筋の厚さも大体は感覚で理解できますが、内尿道括約筋は、チップが挟まっていても全く気付かないことがあるので、本当に難解です。もちろん内尿道括約筋に大きいチップが挟まっていると、尿が出ないので、排尿時にはわかりますが、それ以外の時には広がっていても気付かないようです。
だから、逆にバルーンカテーテルを刺しっぱなしの人は、慣れると気付かないでいられるのでしょうね。
今週までの留置テストでの理想の留置に関する推論は、外尿道括約筋部には、チップは留置しなくて、ワイヤーのみにすると、純粋に前立腺の感覚を享受できる。括約筋を広げて痛み付けるのも、それなりの快楽ではあるが、メスイキの本質からは少しずれた快楽であるかもしれない。ということでしょうか。