OKプロステートチップ解説360-凶悪ゾロは形状記憶合金ワイヤーで支えることで、留置や取り扱い性能が飛躍的に向上しました

今週の話題です

(1)凶悪ゾロは形状記憶合金ワイヤーで支えることで、留置や取り扱い性能が飛躍的に向上しました

(2)エイリアンの仕様がほぼ決まりました

(3)今週の特注です

(4)近況です

 

(1)凶悪ゾロは形状記憶合金ワイヤーで支えることで、留置や取り扱い性能が飛躍的に向上しました

先ずは動画をどうぞ

video.fc2.com

一般的な形状記憶合金は、室温では、自由に変形して、ある温度に迄温めると、記憶した形状に戻るというようなものが多いようです。泌尿器科の治療でよく使っている前立腺ステントなども、前立腺に押し込んだあと、60度くらいに温めることにより、きれいなスプリング状に広がって、前立腺尿道を広げる。という感じで使われているようです。

今回チップの支えに使っている形状記憶合金は、10度くらいの低温で、記憶した形状に戻るタイプなので、室温でも形状は記憶されたままです。体内は勿論30度以上あるので、記憶は保持されたままです。

このようなタイプの形状記憶合金は、眼鏡の縁、ブラのカップを支えるワイヤーなどに使われています。メガネも、かなりの力で曲げても元の形にもどりますね。私は失神したときには鼻の骨が折れるほど打撲し、眼鏡もひどく曲がっていましたが、それは接続部分の形状記憶合金ではない部分で、形状記憶の部分は全く曲がらなくて、元に戻っていました。ブラの形状記憶合金も、いろいろといじってみましたが、ペンチで曲げない限り、もとに戻ります。

そして、私がチップの接続に使う形状記憶合金は眼鏡やブラのものの様に太いものではなくて、0.6mm程度のものなので、眼鏡の縁などの様に固くはなく、簡単に曲がります。どの程度曲がるかなどは、動画にて確認ください。そして、円形にカーブした形状で記憶されています。なので、亀頭部から振り子部尿道を通過するときには、殆ど直線に変形しますが、球部から前立腺の間に留置すると、括約筋手前の尿道の曲がり角度に近い、約90度に曲がった、記憶された形状をキープします。つまり、前立腺から球部の区間に留置すれば、殆ど尿道の形と同じカーブになりますので、尿道への負担が少なくなります。

形状記憶合金の特性などの説明はこの程度にして、これで、球部尿道チップと前立腺尿道チップを繋ぐことにより、今までのプロステートチップではできなかったことが沢山可能になりました。

できなかったこととしては、

1.きついカーブの長いチップは、振り子部尿道を通過させることがむつかしかった。

2.変形しなくて長いチップは、留置位置が変わったり、留置角度が変わると、とんでもない方向に力がかかり、尿道に不要な負担をかけることがあった。

3.長くて曲がったチップは、膀胱に入ったりすると、取り出しの時に角度の問題で、糸を引いてもつっかえることがあった。

それにたいして、形状記憶合金のワイヤーでつながった長いチップは、

1.振り子部では、ワイヤーが真っ直ぐ変形してくれるので、ペニスを変に膨らませなくても、楽に通過できる。

2.尿道内のどの位置を通過するときにも、その位置の形に近い角度にワイヤー自身が曲がってくれるので、大きい尿道内粘膜への負担は発生しない。

3.仮に膀胱に入ったとしても、取り出し時には、ほぼ尿道の形に合わせて変形してくれるので、引っ掛かって取り出せないということにはなりにくい。

など、が一番考えられる利点ですね。

その次の利点は、従来のチップの留置は、前立腺と球部尿道の間を括約筋で挟むことによって安定留置をさせていましたが、形状記憶ワイヤーを使うことにより、簡単に曲がってくれる、長いチップが可能になったので、前立腺チップと、球部尿道チップの区間が大幅に長くすることが可能となり、括約筋から3-5cm程度離れた位置に球部尿道チップを配置して、前立腺チップと、球部尿道チップが、約90度に曲がった離れた位置で、対峙して、お互いを支え合うという形になるので、括約筋への直接の負担が大幅に少なくなります。

あとは、膀胱方向への侵入を防止するための補助スクリューや括約筋ストッパーが、今までは柔らかい糸などの素材でつながっていたので、前立腺内チップの膀胱方向への侵入は阻止できましたが、逆の排出方向への移動を阻止する力は殆どなかったのですが、形状記憶ワイヤーで繋がっていることにより、どちらの方向にも、移動を阻止する効果があります。

そして極めつけは、前立腺チップが、前立腺にちゃんと留置できている状態でも、球部尿道の振り子部尿道に近い箇所には、球部尿道チップがいつも存在して、かつ指で確認できるので、現在のチップ全体の位置も把握でき、また、振り子部尿道チップを触って移動させることにより、前立腺内のチップの位置の微調整も、常に可能である。

従来のチップは、ちゃんと留置できた状態では、外から指で位置を調整することは殆ど不可能で、糸を引いて、チップの終端部を球部尿道迄一旦取り出してから、再度留置という方法しかなかったのですが、形状記憶合金を使っての前立腺部チップと球部尿道部チップを接続したことにより、チップ構成全体を大幅に長く出来たことにより、チップ位置の調整が、いつでも簡単にできます。

つまり快適な留置位置を常に探りながら微調整ができるので、自慰行為時における、気分の高まりの深さなどに対応した、より微妙で奥深い快楽を求める方にとっては、強力な援護ツールになるのではとおもいます。

何も考えないで、眺めただけでは、従来の糸接続のゾロと殆ど変わってないようにも見えます。ゾロをお求めの方はいままででも、糸にスクリュー補助を付け、その後に括約筋ストッパーを付けられる方が多かったとおもいます。この写真も殆どそれと同じ構成ですが、形状記憶合金で、ゾロと、スクリューと、括約筋ストッパーと、球部尿道チップが連結されている。ということの利点は、計り知れないものがあるのではとおもいます。

 

(2)エイリアンの仕様がほぼ決まりました

上から、膀胱部チップ、前立腺部チップ、ストッパー、球部尿道チップになります。

前立腺部チップは、左側のスクリューの2連のパターンと、右側の一個のフラットにカーブした扁平チップのパターンのいずれかになる予定です。

スクリュー二連の最大の特徴は、二つのスクリューの位置をずらすことにより、前立腺内チップの長さが変更できます。前立腺尿道の長さが短い方は、接近させればよいし、前立腺が肥大して、長い方は、チップの間隔を開ければ、広くなります。

上側の写真は、前立腺尿道の長さが28mm程度の方、下側の写真は35mm程度の方ですね。

 

(3)今週の特注です

〇その1

ご依頼とお見積りは

ウミウシVer3改1:4400円
八穴方式括約筋ストッパーチップ(生体適合樹脂) / L:2200円

 

〇その2

ご依頼とお見積りは

スライドロック式ゲートキーパーM:6600円
ひょうたんブジーMサイズ:8800円

 

〇その3

ご依頼は

ご注文内容
イボ付きチップに変更オプション /  / 1 個/ 1100円
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / S(約41mm) / 20cm / 1 個/ 4400円

メッセージ
ウミウシVer4希望

 

〇その4

解説353の特注8から並行ケーブルストッパーをなしにしたものというご依頼です。

お見積りは

核振樹脂覚醒チップS(50㎜):6600円
モーター2個目:2200円
ICコントローラ:2200円
USB加工(煮沸対応):1100円

 

今週もありがとうこざいました。

(4)近況です

エイリアンの特許申請については、弁理士さんとの打ち合わせが終わり、弁理士さんの頭の中では、どのような特許として申請するかの構図が出来上がったようです。まだ具体的な内容の素案などは届いていませんが、特許申請図面の構成については確定したようで、図面屋さんに依頼は済ませ、納品待ちの状態です。

ということで、私の予想では来週中くらいには、申請を済ませられるのではないか、と考えています。気の早い方からは、エイリアンのご注文などもいただいていますが、特許申請の前に販売を開始してしまうと、新規性がないということになってしまって、申請が無効になってしまうので、申請を済ませる迄お待ちくださいますようお願いしています。

申請作業がうまく進めば、来週のブログでは、販売開始予定情報などをお知らせできるのではないか、と考えています。

そうそう、来週と言えば、先々週に膀胱落ちしたチップの取り出しに成功した方からも、ご報告をいただきました。"来週にはレポートできると思いますので、しばらく楽しみにお待ちください。"とのことですので、こちらも楽しみに待たせていただきたいとおもいます。

また、"肉体はすぐに回復し、精神的にも今は愉快な思い出となっております。"とのことのようなので、安心もしました。

話題変わりますが、今週の私にとっての最もインパクトのあった事件は、スタッフの古くからの知り合いで、新宿3丁目で、カレーショップを営業している方が、3月末で突然廃業された。ということです。理由は、コロナに感染して、嗅覚を失って、今も完全には回復していないので、廃業を決断した。ということです。

たいへん研究熱心な方のようで、国内のカレーショップは勿論、インドに迄行かれてカレーの味を研究し、開業されたようなので、いま自分が作っているカレーの本当の味が理解できていない。ということには納得が出来なかったのだとおもいます。お店は順調に繁栄していて、行列の出来るようなお店のようなので、熟練した従業員さんに味見などは任せて、自分は経営に専念すれば、廃業する必要はなかったとおもうのですが、、

ご自分が、内容に自信が持てない商品(カレー)を売る、ということが出来なかった。のでは、とおもいます。

この話を聞いて、これは私の立ち位置とかなり共通している問題だなとおもいました。もし、私がコロナに感染して、前立腺の快感を失ってしまって、自分の開発した商品の、快適さの吟味が出来なくなったとしたら、、

今後新しい製品の開発はむつかしくなる。とおもいます。今までに開発した商品を細々と売り続けることは出来るかもしれませんが、それは私の仕事ではないような気がするので、私の場合は、会社を廃業するかどうかはわかりませんが、経営の意欲は大きく減退するのでは。とおもいます。

チップなどを忙しくして作っているのは、自分にも快適さを理解できる製品だから、作る意欲が沸くのであり、使用される方の喜びも共感できるとおもうから作る意欲も増すのであり、それが無いと、特注などのご依頼には、ほとんど作る意欲はわかなくなってしまいそうですね。

カレーショップのオーナーさんは、事前に廃業の予告はしないで、廃業の日の3月31日に廃業を告知したそうです。予告をして長い行列ができて、近隣に迷惑をかけるようなことが嫌だったようです。私の場合は、計画的廃業というよりも、突然死による廃業という可能性が一番高いのですが。

追記です。スタッフの話では正式廃業は4月末で、4月中は、常連さん限定のおわかれ営業をしているようです。弊社スタッフも招待されていて、お別れ会には出席するそうです。