今週の話題です
(1)触覚を2個持ったウミウシVer.4はいかがですか
(2)近況報告です
(1)触覚を2個持ったウミウシVer.4はいかがですか
ウミウシVer.4が抜けなくなったとの報告をいただきました。
件名:チップが抜けなくなりました
先日お送りいただいた
ウミウシ型ver.4を試してみたんですが、抜けなくなってしまいました。
数時間使用して射精したんですが、引っ張っても抜けなくなりました。翌日も抜けてない状態です。
引っ張ると引っ掛かってる感じがして引っ張っても動かないので、強くは引っ張ってません。多少血がにじむことがあるので。
その前々日にウミウシ型ver.3改1でも似たような引っ掛かりがありましたが、こちらは翌朝に引っ張ると抜けました。
糸が35センチで、亀頭から20センチ弱くらいは出ていて、外から(会陰)付近を触ってもチップ実物は確認できていないです。括約筋付近で引っ掛かっているでしょうか？
排尿時に出すことも試みたんですが、前立腺肥大気味なのか、あまり勢いが出ずに失敗に終わっています。
何かいい方法がありましたらアドバイスいただけると助かります。
お返事です
ウミウシver.4は、従来のものと比べて抜けにくいデザインではあると存じます。
排尿の勢いと糸の引き出しを並行して取り出す、というのがやはり一般論になります。
排尿で尿道内やチップを濡らすことでも出やすくなる効果がございます。
抜けにくい理由の一つとして、チップと糸の接続位置がチップの重心より端に偏っているということがあります。
（ブログでウミウシver.4の写真をご覧いただければわかりやすいかと存じます）
ですので、単に糸を引っ張るだけでは取り出す方向の力はかかりにくいかもしれません。
糸を引き出すときに、できるだけ糸の根元側に別方向の力をかけてみるなどして、
チップが出やすい力のかかり具合を探っていただくのが当方でできるアドバイスになります。尿道に使用可能な潤滑剤やゼリーを多めに使用してチップ位置まで強制的に注入して滑りをよくするというのも効果はあると存じますが、
当方にそれらの使用経験がございませんため具体的なご助言はできません。申し訳ございません。どうしても自力で出ない場合は泌尿器科にご相談くださいませ。糸が体外に残ってさえいれば簡単に取り出してもらえると存じます。
翌日、無事取り出せたとのご報告がありました。
早急にご回答いただきありがとうございます。
排尿時に取り出すのを何回かチャレンジしてたら、
無事に取り出すことができました。たしかに、重心がずれているので出しにくいというのは、あるかもしれないですね。
ご心配お掛けしました。
ウミウシVer.４は大人気で、いつも在庫切れの状態でしたので、お客様にお待ちいただいているのに私が先に使用してみるのも気が引けたので、、、
結果的には、抜けないというトラブルのご報告を頂くまで、私自身は使用テストしていませんでした。上記の回答も、一般論としての回答をさせていただきました。
しかしどの程度抜けにくいかは、私自身がテストしてみる必要があると考え、急いで私用のチップを作成し、抜けにくさを実感してみました。
〇感想は、予想をはるかに超えた素晴らしいチップでした。もっと早くテストしてみるべきだったとおもいました。もちろん抜けにくいチップではあるのですが、そのようなマイナス面をも凌駕する素晴らしい使用感のチップだとおもいました。
正直な感想は、抜けなくてもいいからずっと挿入していたいチップだともおもいました。
〇すみません、不謹慎な感想を持ったことをお詫びお詫びします。抜けなくて辛い思いをされた方には全く申し訳ございません。
〇いくら素晴らしいチップだとおもっても、抜けなかったということも事実なので、対策を考えました。Ver.4は極端に糸が偏った位置にあるので、運悪く最悪な引っ掛かり角度で留置されると、ひどく取り出しにくくなる可能性はあるかもしれません。
対策として、逆位置にもう一本糸を持たせ、逆角度からの抜き出しもできるように対策してみました。
予想通り、下側の位置の糸を引くと簡単に取り出せました。
〇結論は、括約筋ストッパーや、スクリュー補助は、設計者様が考えられた、上側の糸を使い、引き出しが難しい場合のみ、引き出し専用の下側の糸を引くというのが、私のテストではうまく運用できました。
〇触覚２個の製品は、無事退院できましたら、対応させていただく予定です。
(2本の糸が完全に独立した形になりますので、価格はアップします)
ナイロン糸1本との比較です
触覚2本のほうが大きく見えますが、挿入の難易度はほとんど同じでした。
一本糸の場合でも、Ver.4の挿入は結構難しいとおもいました。コツは、ペニスをチップのカーブと同じくらい、無理やり曲げてやることだとおもいました。
(2)近況報告です
昨日入院しました。大量の血液検査の為の採血があり、次に手術の危険性についの長々とした説明があり8枚の同意書にハンコを押しました。直後から強心剤ドブタミン塩酸塩の点滴が始まりました。すでに気分はまな板の上の鯉状態です。お医者さんの好きなように調理してください、としか思考回路を形成できません。
強い点滴のせいで昨日はぼんやりしていましたが、さっそく強心剤の効果が出てきたようで、今朝の体調はとても元気です。今来られた看護婦さんに「大海原をゆったりと航海しているような気分です」と報告しておきました。
手術がうまくいきましたら来週のブログでお会いしましょう。
