OKプロステートチップ解説307-エイン・デ・フラットは女性のような排尿を目指していたのですが、いつの間にか女性のそれを追い越しているかも

今週の話題です

(1)エイン・デ・フラットは女性のような排尿を目指していたのですが、いつの間にか女性のそれを追い越しているかも

(2)エイン・デ・フラットの販促イラストのパワーすごいです

(3)二線有関節接続の電極を薄くする試みです

(4)今週の特注です

(5)近況です

 

(1)エイン・デ・フラットは女性のような排尿を目指していたのですが、いつの間にか女性のそれを追い越しているかも

男性陰茎の埋没が可能である。ということを皆様に教えていただいたとき、埋没を前提にすれば、今まで私が開発してきた製品のほとんどが、大きく進化、もしくは変化するだろう。と、直観的におもいました。そしてこの数週間の間に、埋没実現には、ブジーカテーテルすら必要がないかもしれない。ということもわかったので、より画期的な進化が期待できそうです。

とは言っても、現実問題としては、埋没ということであれば、まず女性のような排尿ができること。というのが当面の目標でした。

が、現実は、女性のそれには程遠い状況でした。まず、亀頭に押し当てる部分に穴をいっぱい空けていますが、どこから出るかもわからないし、どちらかに飛ぶようなこともありました。つまり、手のひらで押さえていないと、便器やトイレの床を汚す可能性がありました。そして染み出た尿は睾丸を伝わって流れ落ちるので、毎回下半身の広い部分をビデ洗浄する必要がありました。

もう何か月も続けていたので慣れては来ましたが、おそらく女性はこれほどの苦労はしていなくて、軽く紙で押さえるくらいで済むのだろうとおもっていました。その意味では、気持ちよさや雰囲気的には、女性に近づけていたとおもいますが、しょせん女性ではないのだから、女性と同じような快適さまでは望めない。だろうとおもっていました。

ところで、私は10年以上前に、コンドームを使った男性用受尿器の開発をしていました。これは当然体表面から飛び出た状態のペニスにコンドームを被せて、尿を収集するものです。私以外でも同じような方法で尿を受ける器具はつくられていました。販売もされていました。より快適なもの。と思い、研究をしていましたが、おむつが画期的に改良されて、吸収能力が大きくて、ベト付かない、さらさらな快適おむつが大量に普及してきたので、尿を直接袋に受けるという方式自体が、時代遅れな感じになりました。そして私の研究もそのまま何の役にも立たないまま、お蔵入りになっていました。

私はいたずらこころがいつも首をもたげるようなので、ペニスにコンドームを被せたまま、埋没させたらどうなるのだろうか。とおもいました。

※ここで、簡単な補足解説てす。コンドームは勃起したときに使うもので、非勃起状態では抜けてしまうだろうとお考えになるとおもいますが。実際にはある程度の大きさの時にコンドームを被せ、皮膚との間の空気を抜いておくと、縮んでも密着したまま縮むので、ズレたり抜けたりすることは余りありません。縮むときには、皮膚と一緒に縮んでくれます。抜ける可能性としては、大量のカウパーとかが出て、それが外に向かって排出されないで、コンドームと皮膚の間に流れ込むと滑りやすくなり。結果として抜けることがありますが、コンドームの先端が解放されていると、原則、尿やカウパーは外に向かって流れるので、逆向きに流れることは余りありません。

それと、コンドームを被せたままの埋没で、コンドームも体内に入るのか。という疑問もありますね。コンドーム無しの埋没でも、陰茎包皮は、少なくとも見えないくらいには体内に埋まっているとおもいます。そして、コンドームを被せての埋没でも、少し固定板を浮かして観察してみる限りでは、表面から見えるのは亀頭部のみで、包皮はコンドームと一緒に見えない程度にはうもっています。おそらく体内深く迄埋まることはなく、表面近くに圧縮されて埋まっているのだとおもいます。つまり埋没といっても、海綿体部は奥まで圧縮されますが、包皮部分は表面近くにまとまって圧縮されているのでは、と推測しています。(見えない部分なので推測でしかありません)

本題に戻ります。

今週はブジーをつけたエイン・デ・フラットのテストをしたいとおもっていたところだったので、先ずはブジー付きのエイン・デ・フラットの埋没テストをするときに、ブジーを刺して、ブジーごと、先端に穴を開けたコンドームを被せて、そして埋没させてみました。これでも予想以上の収獲がありました。

その収穫というのは、埋没時の感覚がいつもよりマイルドなのです。ブジー無し埋没に比べて、ブジー有り埋没は、尿道粘膜に負担がかかるので、当然多くのストレスがかかる。と、常識的な判断をしていましたが、

ジーを刺したうえからコンドームを被せた陰茎を埋没させてみると、ブジー無し埋没と同じようなやさしさ、マイルドさがあるのです。

ということは、今までブジー尿道粘膜を刺激したまま埋没させるので、尿道の負担が多くなる。と考えていたのは間違いであったのかもしれません。

ジーを刺した尿道を埋没させると、尿道粘膜ではなくて、ペニス包皮が、体内に埋め込まれるときの摩擦が、ブジーが余り変形しなくて、内側から圧迫するせいで強くなる。のではないかとおもいました。コンドームでペニス包皮をカバーしたまま、埋没させると、ブジーを刺していても優しく柔らかい埋没ができるということは、

逆に考えると、ブジーを刺しての埋没時のストレス発生の原因は、包皮側と、体内組織との摩擦であった可能性があります。

つまり、コンドームで陰茎包皮をカバーしての埋没は、埋没の快適さを増加させる。ということが、理屈は別としてむ、実感としてわかりました。埋没という行為は、尿道に負担をかけるだけでなくて、陰茎包皮も、当然体内に押し込まれていくわけだから、体内臓器や皮下脂肪などとの組織との摩擦が生じるので、ストレスにもなるということのようです。

つまり、コンドームをつけての埋没は、陰茎や体内臓器などの人体組織にたいして優しい埋没技法であるといえそうです。

が、ブジー尿道に、コンドームを陰茎外被にという組み合わせでは、コンドームの中の尿の通り道を体外に出ている部分のブジーが押さえ板の中心穴の部分で邪魔をするので、尿がスムーズに排出されにくい。というに難点がありました。

そこで、とりあえず方針変更で、ブジー無し埋没においてのコンドーム被覆の効果の検証をしてみました。当然ブジーがないので、コンドームは、押さえ板の真ん中の大きい穴をのびのびと通過します。尿もゆったりと流れ出ます。

であれば、その尿を体内ではなくて、体外においてチューブで受け止めてやれば、体を汚すことなく、自由に好きな方向、箇所に尿が流せます。

いままで、尿の出る方向や場所が安定せず、手のひらで押さえるしか方法がなかったのが、体外部分でチューブで受け止めれば、好きな方向に放尿できそうだ。

早速テストしてみると予想以上にうまく流れました。当然睾丸などに流れ出る尿もないので、排尿後の洗浄の必要もありません。紙で、チューブの先端の水滴を拭き取れば終わりです。

が、難問がありました。チューブの中に残った尿を完全に排出することはできない。ミルキングでほとんどの尿は押し出せますが、完全には出ない。なにかの拍子で、ちょろっと流れ出たりする。それでチューブの先端に尿ストッパーをつけてみました。

そこまで行くと、流れは自然にできてきました。チューブの先に長いチューブを接続して、尿受け袋に繋げば、

そうです。病院で使っている、手術時などのカテーテル挿入が、なくてもすむかもしれません。尿道負担ゼロで、カテーテル採尿と同じ事ができそうです。

そこまで考えると、そうだ体外チューブを陰茎と同じくらいの長さにすれば、男性トイレでの立ち小便が可能になりそうですね。何と、ペニスがないのに立ち小便ができるのです。

そうです。ある意味、女性の憧れかもしれない、立ち小便が、埋没男性には可能になりそうです。申し訳ありません。いつの間にか、女性よりも面白い体験ができていました。今後男性トイレで並んで排尿するときには隣の人のペニスを覗いてみましょう。シリコーンチューブをつまんで排尿している人は、フラットマンです。

動画です。

video.fc2.com

この、コンドームを被せた埋没はまだ数日しかテストが出来てないので、コンドームの縛り方などに、まだ変更があるかもしれないので、来週以降に詳細を説明したいとおもいます。

一つだけ間違いないと考えていることは。チューブとコンドーム、ペニスとコンドームの接続というか縛り付けは、輪ゴムなどでは強すぎて、チューブは変形するし、陰茎は血流が止まる可能性があるので危険です。私がこの接続テストででうまくできている理由は、縛り紐に、極細の外径1mmシリコーンチューブを使っているからだとおもいます。ちゃんと密着して縛り付けられるのですが、弱い圧迫なので、強く縛っても尿が通過するチューブも、へこんだりしないし、陰茎もうっ血するほど強くは縛れません。くれぐれも輪ゴムで陰茎を縛らないようにしてくださいね。強く縛ると壊死してしまいます。そして陰茎を縛る箇所は亀頭との縁部のみです。それも絶対に包皮を巻き込んで縛らないように。完全に剥ききって、縛ってください。包皮を縛ると水膨れになる可能性があります。

(2)エイン・デ・フラットの販促イラストのパワーすごいです

エイン・デ・フラットの販促イラストをお願いしていたのですが、先週私の気まぐれで、突然販売を開始しました。当然販促イラストはまだできてないことはわかっていたので、イラストは急がなくてよいです。とお知らせしたのですが、先週のブログに間に合うように仮バージョンを急遽作っていただきました。ご迷惑をお掛けしました。そして今週正式版が届きました。

凄い気合、というか迫力ですね。この製品はある意味、私が今までに作ってきたいろんな製品の集大成になるかもしれない。と思って個人的には力を入れているのですが、そのことが雰囲気で伝わっているのかもしれません。このイラストの気合にはとても勝てそうにありませんが、私もより気合を入れてこの製品を本当に世の中の役に立てるような製品に仕上げられれば良いな。と思っています。気合をいただき、ありがとうございました。

 

(3)二線有関節接続の電極を薄くする試みです

核振の2線有関節は、モーターより後ろ側が有関節になるので、核振自体の大きさには変わりがないのですが、電極チップは、有関節部分をチップ本体に埋め込まなければならないので、電極チップの終端部は、厚みが増します。有関節部分のみで約6mmの厚みがあるので、その上に電極を巻いて、それを保護する樹脂も必要になるので、どうしても厚みは7mm以上になっていました。

今週の特注4の方のご依頼は、2線有関節は欲しいが、厚みは7mm以下でないと入らない。とのお問い合わせでした。無理である。とお答えしたのですが、何か対策はないか。と質問されたので、電極チップへの埋め込みの部分は従来通りの2線のみにして、チップから少し離れた位置からを2線有関節にする。という提案を差し上げました。少し、チップの押し込みの安定感は落ちますが、それでも良いということなのでそのように作成してみました。

これで、チップ自体は、従来の電極チップと同じサイズになりましたが、つなぎ目部分の安定感がないようなので、ゴムを被せてみました。

これで、安定もするようなので、2線有関節の電極バージョンを検討されている方へ、このような方法もあります。ということのご報告です。

 

(4)今週の特注です

〇その1

ご依頼は

ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
差額調整 /  / 1 個/ 1100円
三穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 1650円

メッセージ
お世話になっております。
ウミウシver4、糸2本、角付き でお願い致します。

角付き(糸2本を別々に出す)料金1100円を差額調整としていただいています。

 

〇その2

ご依頼は

ご注文内容
エイン・デ・フラット3点セット / 12cm / 1 個/ 16500円
OKプロステートチップ 凶悪ゾロ(生体適合樹脂) / M(40mm) / 20cm / 1 個/ 5500円
二本糸用セーフティチップ(生体適合樹脂)単体 /  / 1 個/ 1650円

メッセージ
ゾロはシリコメタルブジーのツイスト希望ですが、買い方不明でしたので追加で見積もりをいただけますと幸いです。

お返事です。

ブルーセーフティ接続費1100円、シリコメタルツイストブジー3300円が追加になります。

 

 

〇その3

お見積りは

上段

・2線有関節ブジー10㎝:6050円(550×7+2200)
・軟骨関節1100円
・モーター加工2200円
・セパレートピン加工:2200
・取り外し可能USB:3300

お手持ちのゲートキーパーとコントローラーと併用されるとのことです。

中段

・シリコメタルツイストブジー 10cm:3300円
・シリコメタルツイストブジーの先に凶悪ゾロMサイズを接続:5500円
・ブルーセーフティ接続:2750円

下段

ウミウシver4+5:13200円
シリコナイロメタル35cm(ミニミニスクリュー、ループパーツ有り):5500円

 

〇その4

本記事の(3)です。

お見積りは

樹脂覚醒チップMサイズ:3300円
電極加工×2(差額調整):4400円
低周波治療器接続用プラグ:1100円
2線有関節18cm:6600円(ケーブル台含む)
シリコンチューブクッション18㎝:2200円
USB加工(煮沸対応):1100円

USB加工(リモコン側):550円

 

〇その5

ご依頼は

電極チップ 樹脂ロングチップMサイズ:4400円
二極加工:4400円
平行ケーブルストッパーM:1100円
ケーブル加工:1100円
※解説252その9と同等品

終端は切りっぱなしで良いということですのでプラグ付け加工費は入っていません。

 

今週もありがとうございました。

 

(5)近況です

ノーブジーなエイン・デ・フラットの登場により、私の過去に開発した受尿器具の多くが時代遅れになってしまいそうです。おむつでペニスのみを包みこむタイプのパフィナ、や、尿道にコンドームを結び付けたシリコーンチューブを浅く突き刺して、ペニスに被せたコンドームで尿を受け取る、簡易カテーテル式受尿装置。

これらはいずれもペニスが生えている状態での対策製品でした。ペニスをなくした状態が安定的に確保できそう。という事が前提になるると、今までの苦労がなになんだったのか。ということになってしまいます。ペニスが振れて動くから、おむつをペニスに直接巻き付けるタイプのパフィナが必要であったわけで、ペニスが無くなれば、女性用のおむつで何も問題なくなります。

コンドームでペニスを覆って、先端のみから尿を受ける受尿器具にしても、ペニスをコンドームで覆ってから、埋没させれば、亀頭先端部のみから尿が受けられるので、尿道内にチューブを刺す必要もないようです。

いや、ペニスのない女性用の受尿器具でもカテーテルを刺す必要がある。というご意見が有りそうですね。似ていますが、大きく違うともいえます。女性の尿道は体内に直接埋まっています。男性の埋没では、尿道が内蔵されたペニスが体内に埋まっています。だから、女性が尿を取り出すためには尿道カテーテルを埋め込む必要があります。男性は、尿道もペニスも埋め込まれています。つまりペニスがカテーテルの役を果たしてくれるようです。つまり埋没陰茎そのものが、女性の体内に柔らかいカテーテルを刺しているようなものなのです。

つまり、埋没陰茎が疑似的にカテーテルのような役割をしてくれるので、埋没陰茎から尿を取りすには、体外の装置のみ工夫すればよいようです。

つまり、カテーテルやブジーを使わないで男性陰茎の埋没が可能であるとすれば、泌尿器科医療の尿漏れとかの対策においても、今後いろんな新しい方法が見いだされるかもしれないですね。おしっこをした後、ズボンにしまった後にちょろっと少量流れ出るなどという高齢者によくある現象も、チューブの先の尿止めストッパーだけで解決しそうですね。ペニスに尿漏れストッパーをつけるのは大変ですが、チューブになら簡単にできますね。フラットな世界の今後に期待しましょう。