ペニストッキングの紐と普通のゴムひもとでは、引張りの基準が逆です!

ストッキングを着用された経験のある方はきっとご存知だとおもいますが、
ストッキングを穿くときに、引き伸ばし具合に遠慮をすることはあまりないとおもいます。
自分の腕力で伸ばせる限り伸ばして、穿き、そのあといくらか縮まってきて、それが余裕というか、引き締め感の程度になりますよね。

ペニストッキングの紐も同じです。先ず出来るだけ引張ってみて、その限界の長さから何割程度戻して余裕をもたせるか、と言うようにお考えください。
ところが、ショーツやパンツの紐、そしてパンストのウエスト部などはそうではありません。
自然状態よりも何割伸ばして穿くかというような判断になるとおもいます。
たとえば、ウエスト75センチの方は、伸びてない状態で60センチ程度のものを30%くらい伸ばして穿いたりしますね。
これが、ショーツのように伸びのいいゴムひもだと、もっと倍近く伸ばしても穿けることもありますよね。
パンストのウエスト部なども同じで、無理やり伸ばせば3倍近く伸びますが、現実に着用可能なのは2倍程度以下だとおもいます。

ところが、ペニストッキングの紐は、最大に伸ばした状態でも装着は可能です。
この状態は伸びない細い紐で装着している状態に似ています。
しかしそれでは、体の動きなどに余裕が無いので、いくらか緩めにすれば快適であるということです。

つまり普通のゴムひもは、伸びていない状態から、どの程度引き伸ばして利用すれば快適か、であり
ペニストッキングの紐は、伸びきった状態から、どの程度戻して利用すれば快適か、ということです。

ある方のブログにペニストッキングの装着写真が公開されていました。
感想は一言で言って引き伸ばしが足りないということでした。
普通ショーツなどのゴムひもの場合2倍にも引き伸ばして着用することはあまりないとおもいます。
ストッキングの紐はいくらでも伸びるのでその程度がわからなくて、2倍程度で控えている方がおおいのかもしれません。

ナイロン繊維は以前にも書きましたが引張りに対する強さは鋼鉄よりもあるそうです。
ペニストッキングの紐でも、両腕を広げて引張ったくらいの力ではびくともしないとおもいます。

紐の装着は、遠慮ぎみに引き伸ばすのではなくて、先ず伸びきる限りに引張って、
それから、どの程度緩めるかという判断のほうがいいのではないかとおもいます。
その基準がいくらであるかというのは、みなさまの快適と感じる基準がそれぞれあるとおもうので
一概にはいえないとおいます。
私の場合は、最も伸ばした状態の80%から90%の範囲くらいです。

そもそもペニストッキングの紐は伸びていない状態という基準がありません。
これもストッキング着用経験のある方はご存知だとおもいます。
購入時と一度足を通したあととでは、どちらも伸ばしてはいないのですが、全くちがいますよね。
洗濯すると、購入時に近くはなりますが、全く同じではないですよね。

そうです、ストッキングには伸びないときという長さ基準はなくて、最も伸びた時という基準のみがあるのです。

明日は、装着方法によってどの程度の引っ張りの強さが最適か、ということについて書く予定です。


岡田快適生活研究所