今週の話題です
(1)メッシュタイプストッパーチップの多連結で球部尿道を満腹にしてみました
(2)ひょうたんブジーの知的財産権取得のための意匠出願をすませました
(3)今週の特注です
(4)近況です
(1)メッシュタイプストッパーチップの多連結で球部尿道を満腹にしてみました
先週提案は、しっぽのついたプロステートチップにストッパーチップをはめ込んでしまう。
というところまででした。
そのテストをしていると、もちろん膀胱落ち込みを防ぐための括約筋ストッパーとしては優れているのですが、チップが排尿時に押し出される作用の防止には、チューブだとストッパーがいつも盾の様にチューブに対して直角に立っているので、指で押さえてないと、排尿圧で押し出されそうになってしまいます。
それを防ぐために、ストッパーをメッシュにしてみました。
従来の糸で使うストッパーでは排尿時には流れに沿ってストッパーもたなびくというか、傾いてくれるので、フラットな板でよかったのですが、2.5mmチューブでは、排尿時にも、上の写真の様にほぼチューブと直角にストッパーが位置することになるので、穴を開けてメッシュにしなければならない。ということは容易にわかりました。
これで、尿の通りはよくなったのですが、近ごろ、丁度ひょうたんブジーで尿道を広げることの快楽に浸っていたのですが、この、メッシュタイプのストッパーを複数個連続して尿道に留置すれば、尿の通りを阻害することなく、尿道を拡張できる。ということに気付きました。
普通尿道を拡張するには、ブジーなどを使えば、尿道は広がりますが、尿も通らなくなってしまいます。中空のチューブを使えば、広がってかつ尿もでますね。そうです。それがカテーテルですが、カテーテルは尿道の外迄チューブが繋がっています。
それ以外にステントというものもあります。これは、縮こまっている網が必要な場所で広がって尿道を広げます。が、簡単には留置できないし、また取り外しも大変です。
また、弊社の製品のステンレスリングも、リング状のステンレスが尿道を広げます。ただ、これは広い球部尿道に太いものを留置したいと思っても、亀頭部を通過しなければならないという関所があるので、亀頭部を通過する大きさのものしか留置できません。
要約すると、尿道にモノを留置するには、関所である、亀頭部尿道を通過する大きさのものしか留置できない。特殊に医療用のステントは、小さいまま必要なも箇所迄進めて必要な場所で広げることができます。一番よく使われているのは、血管が狭くなっているところを広げるためのステント留置手術ですね。私も冠動脈にステントが入っています。
そして、穴の開いたストッパーの多連結留置であれば、亀頭部尿道よりも何倍も広い、球部尿道をも、思い通りに広げられることがわかりました。
このメッシュタイプストッパーは、長円の形になっています。写真の例では、短い部分が、8-9mm、長い部分が15mm程度です。このサイズの断面を持つブジーが入る人は殆ど居ないとおもいますが、ストッパーの場合、挿入時にはチップ同様に倒して折り曲げて挿入すれば、幅8-9mm、長さ15mm、厚み2mmのチップは殆どの方が亀頭部尿道に入れられます。そして振り子部尿道も狭いので、起き上がることはできなくて、斜めの状態で進むとおもいます。そして球部尿道に到達すると、広いので写真の様に、チューブとほぼ直角の形になれるとおもいます。つまり球部尿道のみが、8mmx15mmの断面の尿道に広がります。
素晴らしい発見だとおもいませんか。
ひょうたんブジーも狭い亀頭部尿道やも振り子部尿道ではチューブ同士がくっついて、縮こまって通過して、球部尿道になってようやくのびのびと開くのと同じようなことですね。
今まで、弊社のチップは、フラットな形状で尿道をミルキングで通過し、振り子部も通過し、前立腺にそのままで留置でした。二連チップなどどは、球部にも留置しますが、これもフラットなままでした。たまに間違ってチップが広い球部で回転するときには、一時的には尿道に対して直角になることはあったようです。その結果糸絡みなどが発生して、事故になることもありました。
そしてストッパーに関しては、従来の括約筋ストッパーも、膀胱方向に引き込まれようとするときには糸の中心部が引かれるので、糸と直角になり、盾となりますが、排出方向に引かれたり移動するときは、フラットな形のままでした。
今回、2.5mmチューブのしっぽがついたことで、広い尿道の部分では、ストッパーチップが、常時チューブに対してほぼ直角に、留置できます。ということは、広い部分の尿道は、ストッパーの断面の形に広がります。そして取り出しなどで狭い尿道を通過するときには、倒れてくれます。
これが、しっぽの威力です。そして、メッシュタイプのストッパーにしたことで、ストッパー板がチューブに直角に立った状態でも、レンコンのような穴のあいたストッパーなので、尿は通過できます。
今までは、球部尿道が亀頭部尿道などよりも大幅に広いという理由で、亀頭部を通過出来るぎりぎりのサイズのスクリュー補助などを球部に留置しても、排尿で押し出されてしまうことがあったのですが、
球部尿道サイズに合致した、メッシュストッパーを使うことで、チューブに直角に立ったストッパーは球部尿道よりは狭い、振り子部尿道には進みにくいので、従来の括約筋ストッパーが、球部よりも狭い括約筋を通過しにくいのと同じように、多連結のメッシュストッパーを球部に留置していると、振り子部は通過しにくいので、排出ストッパーにもなります。
まとめると、従来の括約筋ストッパーは、膀胱方向に進むことを防止できただけで、排出方向に進むことは防げなかったのですが、メッシュタイプのストッパーの多連結では、チップに一番近い場所のストッパーは、従来の括約筋ストッパーと同じ原理で、膀胱落ち込みを防止し、チップに一番遠い場所のストッパーは、振り子部尿道への侵入を防止する機能を有するので、より留置が安定し、
且つ、多連結の構成全体が大きいトンネルの様に機能して、球部尿道を押し広げることの性的充実感も、ひょうたんブジーと同様に楽しめます。
〇多連結チップ亀頭部通過時(チューブと並べて折りたたむ)
〇多連結チップ振り子部通過時(チューブと並べて折りたたむ)
〇多連結チップ球部留置状態(チューブと直角に広がる)
撮影のためにストッパーチップをカンシで挟んでいますが、実際の挿入時にもピンセットなどでチューブと一緒に挟んで挿入するとよいかもしれません。
私の場合3連くらいまでは、無理やり指で押し込んでいますが、4連ではすすまなくて、押し込みワイヤーで押し込みました。
〇メッシュタイプストッパーチップは完全はめ込みと、取り外し可能タイプの2種類になります。
完全はめ込みタイプは、出荷時にはめ込んでいて、取り外しはできません。
取外し可能タイプは、ゲートキーパーと同様にスライドロック式です。ロックは1mmチューブで挟みますが、1mmチューブは極度にやわらかいので、違和感はないとおもいます。少なくとも私のテストでは、まったく存在がわかりません。
付け外しは動画で確認してください。
〇メッシュタイプストッパーチップのサイズと価格について
サイズは短い側の幅は8-9mmです。
長い側の幅は、S=12m、M=15m、L=18mmとし、出来上がり誤差範囲+-1mmです。
ちなみに私のテストで20mmでも違和感なく可能でした。
価格は、
はめ込みタイプが税抜2000円
取外し可能タイプが、税抜2500円
〇推奨利用形態は、チップ本体に一番近いものは、括約筋に接触するので、安全のために絶対に外れない、はめ込みタイプ。それ以外は、お好みでどちらでもよいとおもいます。取り外し可能タイプは開口部があるので粘膜に優しくないと思われるかとおもいますが、樹脂が柔らかい時に開口部を作るので、硬化後にカットするような尖りはありません。私の3日間のテストでは開口部の引っ掛かりを感じることはありませんでした。
少なくとも最初のチップは、サイズや、連結の最適な数を試してみるために、チップ側ストッパー以外は取り外し可能タイプにするのが良いかとおもいます。
また、これだと他のチップに付け替えができるので、何個かサイズ別にそろえていると、しっぽ付きチップを複数持つ場合には共通パーツとして利用できるので効率的です。
私のテストでは、チップ数3個もしくは4個程度が適当かなとおもいますが、取り外し可能チップで、いろいろ試してみてください。多すぎると振り子部に迄留置されるので、私の場合少しの違和感がありました。やはり球部内に収まる数が良いとおもいます。
〇肝心なことを忘れていました。しっぽの価格です。2.5mmチューブしっぽは10cm迄税抜き2000円です。ストッパーをつける箇所は球部尿道の区間なので10cmも必要無いとおもいますが、別に短くする意味もないようでしたので10cmが推奨です。こだわりのある方は、短くもできます。ただ、両端をワイヤーで縛る必要があるのであまり短いものは技術的にできません。最短でも3cm程度です。10cm以上の希望もございましたら、ご相談ください。
(2)ひょうたんブジーの知的財産権取得のための意匠出願をすませました
が、出願を済ませたその日に、今週話題1の新しい尿道拡張の方法を思いついてしまいました。私としては、ひょうたんブジーで尿道を満腹にすることの楽しみに胸膨らませていて、出願をすませたらすぐにでも、ひょうたんブジーの販売を開始しなければと思っていました。ところが、出願の日に新しい尿道を膨らませる方法を思いついてしまったことが、よかったのか、よくなかったのか、結果的にひょうたんブジーに対するわたしの興味が薄れてしまいました。
新しいおもちゃを見つけると、今までのおもちゃの事を忘れてしまう子供のように、私の気持ちからもひょうたんブジーが忘れられようとしています。
理性としては、そんなことはいけない。ひょうたんブジーの発売を期待して待っている人もいるはずだから。とはおもうのですが、今ひょうたんブジーを作る気持ちになれないので、
しばらく中断ということにさせてもらって、メッシュタイプのストッパーチップに興味を集中したいとおもいます。
勿論今現在、ご注文をいただいている方には、近日中に作成してお送りさせていただきます。
そして、メッシュタイプのストッパーチップで球部尿道を膨らませることを探求し尽くした。と思った時にまた、ひょうたんブジーで尿道を膨らませることにも戻ってきます。
簡単に現在の心境を表すと、ホタテもおいしいし、ズワイガニもおいしいのですが、同時に食べるとどちらの味も味わい尽くせないような気がするので、一緒には食べたくない。ひょうたんブジーも、多連結ストッパーも良いとおもうのですが、同時にはテストしたくない。
(3)今週の特注です
〇その1
ご依頼とお見積りは
ステンレス覚醒タイプ Lサイズ 1点:15950円
シリコナイロ 30cm・ミニミニスクリュー無し・ループパーツ無し:2200円
〇その2
ご依頼とお見積りは
ステンレスチップセミロングタイプL:9900円
ナイロン糸撚り込みケーブル接続:4400円
〇その3
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / L(約49mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円メッセージ
ウミウシver4。糸は二本でお願いします。
〇その4
ご依頼とお見積りは
剛柔一体のフラットブジー
・剛な部分 6cm:2750円
・柔な部分 3cm:1100円
セーフティチップ:2200円
樹脂スクリューチップ:4400円
シリコナイロメタル40㎝(ミニミニスクリューとループパーツ込み):5500円
この仕様の剛柔一体ブジーは解説316に初期バージョンとして載っているもので、お客様から依頼いただくのは初めてです。
〇その5
ご依頼は
ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材覚醒タイプ / S(約50mm) / その他(備考欄に記入ください) / 1 個/ 5500円
OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ 4点ツイスト / M(約55mm) / その他(備考欄に記入ください) / 1 個/ 7700円
差額調整 / / 5 個/ 5500円
差額調整 / / 1 個/ 1100円
イボ付きチップに変更オプション / / 1 個/ 1100円
差額調整 / / 5 個/ 5500円
差額調整 / / 1 個/ 1100円メッセージ
2線有関節ブジー関節部18㎝。2線コード延長12㎝(コード先端樹脂加工)でお願いします。
陶器素材覚醒タイプSチップはイボ付きでお願いします。
〇その6
お見積りは
・樹脂覚醒チップ55mm細め:3300円
・2極加工:2200円×2
・並行ケーブル70cm:1100円
・プラグ加工:1100円
・平行ケーブル用ストッパー(M):1100円
・スライドロック式尿道ゲートキーパーM:6600円
解説252のその9をベースとしたご依頼です。
〇その7
ご依頼は
樹脂覚醒Lサイズ:3300円
電極加工×2 :2200円×2=4400円
ケーブル追加(70cm):1100円
低周波治療器接続用プラグ :1100円
解説326 その8と同じ物というご依頼です。
今週もありがとうございました。
(4)近況です
困ってしまいました。一か月ほどの間に、ひょうたんブジーと、メッシュ―タイプストッパーチップの多連結という、二つの新しい尿道を膨らませる快楽を見つけてしまったので、同時に二人の人を好きになってしまったような混乱に陥っています。私は無器用なので、二股は無理なようなので、今のところメッシュタイプストッパーチップの多連結に集中しようかと思っています。その理由の一つは、ひょうたんブジーは、ゲートキーパーが無いと機能しないとおもうので、ひょうたんブジーの販売を開始すると、ゲートキーパーも一緒に購入されることになるので、私が忙しすぎて、対応しきれないかもしれないと思ったことです。
メッシュタイプのストッパーチップも結構作るのは手間がかかるのですが、慣れれば単純作業になりそうなのですが、ひょうたんブジーについては、チューブの膨らませ具合などがファジーなので、何個作っても職人技のような繊細な気遣いが必要なので、たくさんの注文をいただくと、私が疲れてしまいそう。ということもあります。
もう一つ、メッシュストッパーの多連結は、メスイキベルトやペニストッキングとの併用に最適のようす。下向き収納は、球部尿道と振り子部尿道の境目で、ペニスを180度折り曲げるので、球部にメッシュ多連結を留置していると、ほとんどチップが動かない留置ができるようです。が、固い椅子などで押しつけると、ストッパーチップを縦に押しつけることになるので刺激が強すぎることもあるかもしれません。私は椅子の生活を普段していないので、その可能性についてはわかりません。
追伸です。一晩下向き留置のまま寝て、先ほど洗浄の為にペニスを起こして観察してみると、ストッパーチップが少しずれて、振り子部尿道に迄進んでいました。やはり完璧ということは無理なようです。たまには確認して、押し戻す必要があるようです。
それと取り出しの場合は、細い尿道部で糸を引けば勝手にストッパーはたたまれるようなです。もちろん亀頭の外に出た時には直角に戻っていますが、出せなくなるという心配はないとおもいます。糸が埋もれてしまうと、ちょっと難しくなるので、多目的ワイヤーのフックなどで引っ掛けて出す必要があるとおもいます。