OKプロステートチップ解説343-2.5mmチューブのしっぽは勃起時と平常時の尿道長さの変化にも対応できるようです

今週の話題です

(1)2.5mmチューブのしっぽは勃起時と平常時の尿道長さの変化にも対応できるようです

(2)ブルーチップのツイン化の依頼がありました

(3)今週の特注です

(4)近況です

 

(1)2.5mmチューブのしっぽは勃起時と平常時の尿道長さの変化にも対応できるようです

今週のテスト方針は、ストッパーやスクリューをつけないシンプルなしっぽのみでの快適な留置方法の研究の予定でしたが、逆にゴリゴリにたくさんのスクリューをしっぽに連結するテストになってしまいました。

先ずは前置き説明からです。

ナイロン糸の最大の長所は、勃起時、平常時の尿道の長さの違いをほとんど意識しなくて良い。ということです。最大に勃起した状態で余った糸を亀頭の外に出していると、萎縮時には、ナイロン糸は尿道内で適当にたるんでいるだけで、何も気にならないとおもいます。萎縮時に余ったナイロン糸が体外に押し出されるなどということはありません。

しかし、ナイロン糸でも、萎縮時に合わせて糸を亀頭の外に出していると、勃起時には糸が引き込まれるので、糸が粘膜などに喰い込むことはあるかもしれません。

所が、ナイロン糸以外の、平行コードや、2線有関節、そして、その他シリコンチューブを使った製品は、勃起時に挿入した状態のまま萎縮すると、コードやチューブが亀頭の外に押し出されてしまいます。柔らかいコードやチューブでは幾分かは曲がるので、少しは尿道内でたるみますが、やはりほとんどの部分は尿道外に押し出されてしまいます。

これはかなり不便な現象でした。

そして、チューブ製品の中でも、1mmチューブを使っているシリコナイロは、しなやかに曲がったり折れたりしてくれるので、ほとんど糸と同じような機能がありました。シリコンでカバーすることにより粘膜に優しくなっているのみで、それ以外は糸と同じような使い方ができます。

また、同じ1mmチューブを使った製品でもシリコメタルは、チューブの中にワイヤーがあるので、ほとんど折れ曲がらないので、こちらは、萎縮時には押し出されるとおもいます。

最近の製品の4mmチューブの中に平行コードや撚り線を埋めた物も、同じく勃起時に挿入したものは、萎縮時にはある程度押し出されてしまいます。少しは尿道内でたるみとなって吸収されますが、勃起時にジャストな長さであったものが、萎縮時にもそのまま尿道内に収まっている。ということはありえなかったとおもいます。

そのために、ゲートキーパーで4mmチューブを固定する場合にも、萎縮時、勃起時に合わせた位置調整が必要でした。

また、平行ブジーなども体内に完全留置できるサイズのものは萎縮時の長さ以内にしておけば、この問題にはあまり影響がありませんが、それよりも長いブジーはやはり、勃起非勃起対応が必要でした。

また、ひょうたんブジーは特例として、平常時にもペニスサイズをある程度維持できるので、ゲートキーパーで固定していれば萎縮による飛び出しはないようです。何とか萎縮した尿道を長く太くするように突っ張って、頑張ってくれているようです。

 

そして、今週の新発見です。

2.5mmチューブのしっぽは勃起時と平常時の尿道長さの変化にも対応できるようです

数週間前から登場した、"しっぽ"は2.5mmチューブの中にナイロン糸を通しています。同じような製品でシリコナイロがありますが、これは1mmチューブの中にナイロン糸が通っています。違いは、チューブの大きさは勿論ですが、シリコナイロは、糸が内蔵されたシリコンチューブであり、ナイロンで補強された極細のシリコンチューブという位置付けになります。

そして"しっぽ"はというと、ナイロン糸の全体にではなく、一部分にシリコンカバーがされたものであり、終端はあくまでもナイロン糸です。そして、チューブでカバーされているのは、尿道内に留置される部分のみであり、体外に出ている部分は原則糸です。理由はある程度の太さがあるので、尿道外に常に飛び出していると、邪魔である。ことなどです。

取り出すときにも、シリコナイロは、ナイロン糸内蔵のシリコンチューブを引いて取り出しますが、"しっぽ"の場合はあくまでも、普通の糸仕様のチップと同じように、糸を引いて取り出すことになります。

 

〇ここからが本題です。

"しっほ"は先週まで10cm程度迄であり、尿道内でも奥の部分、主に球部尿道に留置されるものとしていましたが、今週はもう少し長くして15cm程度、括約筋部から亀頭部までのほとんどの尿道区間に留置されるもの、としてみました。

大雑把に15cmとしたのは、私の尿道サイズで、勃起時で最大15cmくらい。(体外で計測するペニスサイズはもっと短い)、平常時で10cmくらい。萎縮時は5cmしかないかもしれませが、何かが尿道に芯として入っている状態であれば、最低でも10cm程度は確保できているようです。

さて、ここからが本題です。

私的には少し見えを張って15cmの"しっぽ"をつけてみました。

何も補助チップの無い状態では、しっぽは平常時には亀頭から飛び出しています。この飛び出しを無くするために、しっぽの亀頭側にスクリュー補助をつけて、細くなっている亀頭部尿道を関所として、飛びださせないようにしました。簡単に言えば自然な亀頭部尿道の細さをゲートキーパーにしようと思ったわけです。

しっぽの反対の前立腺手前の括約筋側にもスクリュー補助が付いています。つまり"しっぽ"の両端のスクリュー補助が突っ張りあって、15cmの"しっほ"を委縮したときには10cmしかない尿道に何とかとどまらせています。

いままで、体内完全留置の製品を作るときは、萎縮時の長さを想定して皆さんサイズ設計をされていたとおもいます。剛柔一体ブジーなども、剛の部分が萎縮時の尿道長さ以内で、柔の部分が勃起時には体内、萎縮時には体外に出ても良い。という設計をされているとおもいます。

ここからが本題です。

両端をスクリュー補助でガードした"しっぽ"は勃起時の長さで設計していても、萎縮時にも簡単には亀頭外に飛び出さないようです。これは、2.5mmチューブが適度の突っ張り力と、適度のしなやかさをもっているせいだとおもいます。糸やシリコナイロのような何の突っ張りにもならない物でもなく、かといって4mmチューブなどの様に、簡単には曲がらない物でもなく、圧迫すると割と簡単に適度に曲がるが、かといって折れ曲がってしまうほどでもない、尿道が縮んだ時には少し折れ曲がって縮んでくれるが、また勃起したときにはピンとなって真っ直ぐなチューブになる。

つまり"尿道のしなやかさと同じような機能が、2.5mmチューブにはある"ようです。

そのせいで、"しっぽ"の長さを決める場合に、変動幅のおおきい萎縮時の長さについて考慮することなく、一番計測がしやすい勃起時の長さで、作ればよいようです。

勿論私の尿道サイズの前提では、しっぽの長さを少し見栄を張って15cmに設定してみましたが、20cmある方は堂々と、20cmのものを作ってください。萎縮時が15cm以下であっても、尿道からは飛び出さないようです。

これは、尿道内完全留置器具にとってとても便利な機能である。といえるかもしれませんね。"勃起時のサイズで作っていれば、萎縮時にも違和感なく縮こまってくれる尿道留置具"の誕生です。

ただ、2.5mmチューブはそんなに長い区間を突っ張ることはできないので、萎縮時の尿道をあまり縮こまらせないためには、"しっぽ"の両端だけではなくて、適当な間隔で、スクリュー補助を追加するほうが良いようです。

私の場合、しっぽの長さが15cm、スクリューの長さが15mmなのでチューブの突っ張る区間も15mm程度にして、15cmのしっぽに5個のスクリューをつけてみました。

これだと、スクリューとスクリューの区間は、勃起時には15mmの突っ張ったチューブとなり、萎縮時には5mmほどの萎縮したねじ曲がったチューブになってくれるようで、全長10cmになっても対応してくれているようです。賢い2.5mmチューブですね。

3個のスクリュー補助をつけた場合の例です。

次に、5個のスクリュー補助をつけた例です。

どの部分を突っ張らせたいかという好みの問題になるとおもいます。長い区間がチューブのみの部分は、尿道も張りがなくなるとおもいます。たくさんのスクリューをつけるほど萎縮時ペニスも元気になるとおもいますが、費用もかかりますので、最低は両端に一個ずつ、2個のスクリュー補助をつけておけば、萎縮時にも留置状態は維持できるようです。
〇念のために

萎縮状態でもチューブが亀頭から飛び出さないというのは、排尿時以外です。排尿時には強力な排尿圧であれば、亀頭側のスクリュー補助は押し出されようとしますので、亀頭付近のスクリューは指で押さえている必要があります。スクリューなのでどこをつまんでも排尿は可能ですが、コツは、上下からつまむのではなくて、左右から付近亀頭をつまむと、亀頭口が開かないので、軽い力でつまんでもスクリューは押し出されないようです。また、亀頭部付近に2個のスクリューがある場合は先頭ではなく2個目のスクリューをつまんでもよいようです。

スクリュー補助の位置変更のためのスライドの方法などは動画で確認ください。

video.fc2.com

〇追伸

今現在私が留置している5連スクリューがあまりに気持ちがよいので、ついつい、利点ばかりを並べてしまいましたが、冷静に考えると、問題点もたくさんあります。

〇問題点1:

5個のスクリューを尿道に完全に押し込むことは、そんなに簡単ではありません。2個くらいまではいつものスクリュー補助と同じような感覚で比較的簡単に気入りますが、その後は、先ずは前のスクリューをできるたげ奥まで進めておいて次のスクリューを押し込みますが、進まない場合は、別のチップの先端で押し込んで、亀頭口から2センチ程度迄強制的に押し込み、その後はミルキングですすめて、そして次のスクリューという感じです。ということは、スクリューとスクリューの間隔は、かなり離れている方が押し込みやすいようです。もしくはほとんどくっついている場合は2個まとめておしこむということも可能です。

〇ワンポイントアドバイス

別のチップで押し込むと押し込みやすいとおもいます。皆さんがご利用の押し込み専用ワイヤーなどよりも使い易いとおもいます。もちろんチップの長さ以上の奥までは押し込めませんが。そして、押し込みの為のチップにはたっぷり水をつけることです。入りにくい時は、何度も押し込みチップに水をつけ直すと、その都度尿道に水が補給されますので、効果的です。特にシリコンチューブが粘膜に接触する部分は十分に水がないと全くすすみません。

〇そのような苦労をして、何とか5個のスクリューを体内に留置したときの充実感、満足感は、いくら苦労しても余りある幸せを感じられる。ということも正直な感覚です。

〇問題点その2:

スクリューがたくさんになると、費用が多く掛かってしまう。というのも大きい問題です。2個くらいで我慢するのも良いかとはおもいまずか、たくさんのスクリューを入れた時の満足感を一度味わうと、やはり違いはあるとおもいます。

〇まとめ

私は一度に過激な方向に進んでしまいましたが、今回提案の多連結スクリューは、一般の方にお勧めできるような、モノではないので、このような使い方をすると、かなりすごい快感が得られた。というご報告のみにしておきます。

万一興味がおありの方のために、

〇2.5mmしっぽ専用スクリュー補助のサイズは

長さは約15mm。誤差は+-1mm程度です。

幅はSS=7mm、S=8mm、M=9mm、L=10mmにします。誤差はいずれも+-0.5mmです。

価格はいずれも税抜3000円です。

ちなみに私がテストしているのはすべてMサイズ9mmです。

〇総括

2.5mmのしっぽ自体は、優れモノだと思いますので、いっきに飛びに5連スクリューなどを検討するのではなくて、従来の糸の使用感に少しやさしさをプラスしたくらいの感覚で、先ずは、しっぽを楽しんでみてください。メッシュチップ一個、スクリュー補助一個などという感じで、従来のナイロン糸用スクリュー補助やストッパーとの違いを経験してみるくらいの感覚でお試しいただけるとありがたいです。

〇しっぽの価格について、

15cm迄は従来通り税抜2000円、16-25cm迄税抜き3000円。(長くなると作業効率がわるくなるため)これ以上が必要な方は、個別にお問い合わせください。

 

(2)ブルーチップのツイン化の依頼がありました

件名: 質問です
本文:
OKプロステートチップ 覚醒タイプ(生体適合樹脂)
は2枚重ねる事はできますか?

スタッフからの質問です

経験はありませんがステンレスチップの2枚重ねと似た要領で可能ではあるかと存じます。
ただ終端の処理が全く違うので、糸は各チップから2本ずつ離れて出ることになりますので、
それでよいか、なんらかの処理が必要かによって、対応の可否や工数は変わるかと存じます。
ですので具体的なイメージをお知らせくださいませ。

お返事がありました。

2枚重ねて
2線軟骨関節ブジー5㎝。2線コード延長20cm(コード先端樹脂加工)
みたいにできますかね?
ツイストみたいに横幅が欲しいと思ってます
何か良い案あれば教えて下さい

スタッフからです。

糸ではなく2線有関節でしたら、糸の本数などは関係なくなるので問題なく作成可能です。

 

横幅(厚み)につきまして、2枚の接着面の間の樹脂を普通は2㎜程度入れています。
これをなくして密着させてほしいというご依頼もあります。(下記記事の話題3)
https://ok-lab.hatenablog.com/entry/2023/11/11/122638
一体感が好ましければ密着させて、厚みを出すならば密着させない方が良いのかと存じます。
(密着させる場合、樹脂接着が弱くなるので2枚を縛るベルト状の樹脂の本数が多くなります) 

お返事がありました。

お願いします

接着は樹脂を入れてください

結果は

隙間を出来るだけ多く取るように作ってみたので、厚みはあるのに尿の通り道は十分にあるという感じになっているとおもいます。

動画もどうぞ

video.fc2.com

 

(3)今週の特注です

〇その1

ご依頼は

ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材ロングタイプ / M(約57mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 6600円
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
スクリュー型補助チップ追加オプション / 0mm(近) / 2 個/ 6600円
イボ付きチップに変更オプション /  / 2 個/ 2200円

メッセージ
いつもお世話になっております。
それぞれ35mm、スクリュー補助チップ0mm、イボ有りでお願いいたします。
・陶器ウミウシver.4(セミロング特注)イボイボ付き
・陶器ウミウシver.3改2(ロング特注)イボイボ付き

 

〇その2

今週の話題(2)です。

お見積りは

OKプロステートチップ 覚醒タイプ(生体適合樹脂)2枚:8800円×2
ツイン接続加工:1100円
2線有関節5㎝:2200円
軟骨カバー5㎝:1100円

 

〇その3

ご依頼は

ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材覚醒タイプ / M(約55mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 5500円
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 2200円
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / L / 1 個/ 2200円

メッセージ
糸は二本。悪魔タイプでお願いいたします。

 

〇その4

ご依頼は

ご注文内容
六穴方式オプションチップ(括約筋ストッパーチップ) / M / 1 個/ 2200円
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円

メッセージ
ウミウシVer.4
糸2本使用でお願いいたします。

 

〇その5

ご依頼は

ご注文内容
OKプロステートチップ 陶器素材セミロングタイプ / M(約45mm) / 35cm(最長) / 1 個/ 4400円
スクリュー型補助チップ追加オプション / 2mm(近) / 1 個/ 3300円

メッセージ
ウミウシ型ver.4 を希望します。糸は2本でお願いします。
スクリュー型補助チップの区間長さは2mmでお願いします。

 

〇その6

解説278のその12をベースのご依頼です。

詳細とお見積りは

樹脂覚醒タイプ:3300円
3モーター埋め込み(8mm強-8mm強-8mm強):7700円
電極2極埋め込み+イヤホーン用ミニプラグ二極一体:6600円
押し込めるコード30㎝:1650円

 

 

今週もありがとうございました。

(4)近況です

ひょうたんブジーもそうなのですが、尿道にたくさんの補助チップを埋め込んでみると、尿道の満腹感に気分は高揚するようです。それと、たくさんのスクリューでガチっとチップを保持するので、膀胱にチップが突き刺さった状態を私の今までの経験では一番確実に固定してくれているようです。あくまでも私の場合ですが、割と簡単にチップが抜ける方向に動くので、チップ単体で膀胱に突き刺していても、チップが動くことで内尿道括約筋に違和感が生じることが多かったのですが、カチッと固定されているせいだとおもいますが、膀胱に突き刺さったままの状態がかなり安定しています。

とはいっても、膀胱にチップが突き刺さった状態というのは、刺激がかなり強い状態なので、睡眠時には安らかに寝付けそうもなくて、取り出しました。ただ、起きているときにチップがガチっと膀胱に突き刺さっているとテンションは上がっているようです。

いままで、私は膀胱に迄深くチップを突き刺すのは、主に射精に迄到りたいときなどのみだったので、可なりの時間継続して膀胱にかっちりと留置出来るようになったのは、しっぽに5連スクリューのおかげかもしれません。

そしてこれはかなり使用の難易度が高いとおもうので、どなたにでもおすすめできるものではないかもしれません。